2010年08月11日
乗鞍硫黄岳登山ツアー報告
ずいぶん遅れましたが、8月2日に行った乗鞍硫黄岳への登山ツアーをレポートします。
ホテルを出発する時の高山市内は霧の中でした。
盆地の霧はその日が晴れると教えてくれています。しかし梅雨明けが早かったため、8月に入ると山に雲がかかりやすくなっていました。
乗鞍硫黄岳<標高2554m>
畳平(8:10)〜桔梗ヶ原平湯登山口(9:10)〜硫黄岳頂上直下(10:45)〜北アルプス展望地点(11:00)〜戻る〜硫黄岳ふもと(11:20〜昼食〜12:00)〜旧道分岐(12:15)〜雪渓〜四ツ岳と大丹生岳の鞍部(13:10)乗鞍スカイライン〜高山着
畳平に着くと駐車場はまだガランとしていました。出発する時には団体バスが到着し始め、この日も剣ケ峰は大勢の登山者で賑わうことでしょう。
わたしたちは鶴ヶ池を見ながら乗鞍スカイラインを戻ります。
道の両わきには高山植物が咲いていました。

イワギキョウなど石垣の間から伸びているものも多く、ちょっと不思議な気分にさせられます。なにしろ生えているのは雑草ではなく高山植物なのですから。
乗鞍スカイラインを桔梗ヶ原まで下っていきます。
のんびりしたトレッキング。道沿いはお花畑。
前方には朝日を浴びた烏帽子岳が平原の向こうに見えています。

花壇のような状態でいろいろな花を観察しながら歩きました。

桔梗ヶ原に近づくと左手の斜面の下に池が見えました。
円空上人が魔物を閉じこめるために千体の木彫を沈めたと言い伝えられている大丹生池です。

別天地のような桔梗ヶ原の風景に、乗鞍スカイラインがひとすじ。
見えている2つの山は左が烏帽子岳、右が大丹生岳です。

桔梗ヶ原にはその名の通りイワギキョウが群生しています。コマクサも見られます。
枯れているハイマツはかつて乗鞍スカイラインを通ったたくさんの車の排ガスによるもの。ハイマツが枯れると自然再生は難しいとのことです。でもそのおかげで排ガスの減った沿道はハイマツではなく高山植物のお花畑になったんですね。少々複雑な心境です。
道の東側が荒れ地っぽいのに比べ、西側は緑が多くコバイケイソウやクロユリが群生している場所もありました。

畳平の方を振り返れば、剣ケ峰が見えていました。

そして右手はハイマツの向こうに硫黄岳が見えてきました。

硫黄岳、烏帽子岳、大丹生岳および猫岳は四ツ岳を囲む外輪山で、烏帽子火山帯を形成しています。外輪山である4つの山は天辺が尖っている或いは細長いのに比べ、四ツ岳はこんもりとして見えます。これは頂上が火口丘で4つに分かれているからです。四ツ岳の名称もこの形状から来ています。
かつての駐車スペースから急斜面を下ります。標柱の右手に入山口はあります。
下り着いたところは外輪山の底です。
左手にある小山の下をトラバースするようにハイマツとダケカンバの間の道を進んでいきます。
小さなピークに着いて小休止。

前方には硫黄岳が見えてきました。
ここから振り返ると四ツ岳の下に小さな雪渓が見えました。

この雪渓は平湯の旧登山道の途中にあるもので、帰りに通ってみることにしました。
ハイマツを抜け、岩が点在する尾根を登って行きます。
尾根がゆるやかになると細かい砂のザレ地となり、まだ小さなコマクサが一面に咲いていました。

その中央を通っている登山道は道とは言えず、気をつけないとコマクサを踏み荒らしてしまいます。

座れそうな岩があっても休憩は諦めた方が良いでしょう。
硫黄岳の頂上には登山道は通っていません。
その点、目的地としては物足りないかもしれません。

頂上の下をトラバースして展望の良くなる岩のあたりまで行ってみましょう。
ここで展望を楽しんだ後、来た道を引き返します。

硫黄岳を下り、コマクサの斜面を過ぎた辺りに休憩できる岩地があります。
今回はここで昼食となりました。
帰るルートはスカイライン下の急斜面を登らず、雪渓を通過して旧道を使うことにしました。
ただし長く廃道となっているため注意が必要です。今回は旧道経験者が2名いたので可能となりました。また、くれぐれも平湯方面には向かわないこと。
さっき見えていた雪渓へと向かいました。

雪渓の下は解けて、場所によっては崩れる危険があります。
雪渓歩きに詳しい経験者が通過ルートを判断して、解けて空洞ができ浮いているところは避けるようにします。
雪渓が遅くまで残るため、まわりは高山植物がお花畑を作ります。

チングルマが群生していました。
旧道は荒れてハイマツなどの薮を漕ぐところもあります。
道が消えているところはリーダーがルートを見つけるように進みます。
いったん広場に出ます。

目指す方向は大丹生岳を左手に見ながら烏帽子岳の方向の低くなっている辺り。そこに乗鞍スカイラインのヘアピンカーブの末端があります。
旧道はところどころ消えますが、跡は残っています。見失わなければ迷うことはないでしょう。
やがて原っぱのようになると終点です。

実はこの時やってきたパトロールの人から驚きの情報が。
ほんの15分ほど前に、このあたりで熊が目撃されたらしいのです。
鉢合わせとならず安堵しましたが、昨年の事件もあり緊張した一件でした。
また今回はツアー用車両を利用できましたが、個人でいかれる場合は入山路を往復し畳平へ戻るほうがよいでしょう。乗鞍スカイラインのヘアピンカーブを上るのは大変ですから。
お盆の時期を迎え、天候は不安定になりやすくなっています。
装備には十分な配慮が必要です。もしかしたら熊鈴も(笑)。
***************************************
今後のツアー
◎秋風吹く西穂高丸山へ 9月14日(火)入山
◎秋を迎えた乗鞍剣ケ峰 9月27日(月)入山
◎紅葉と北アルプス展望の天蓋山 10月13日(水)入山
◎飛騨の霊峰位山を周遊登山 10月23日(土)入山
◎上高地スノートレッキング 2月6日(日)入山
◎乗鞍高原スノートレッキング 3月6日(日)入山
ホテルを出発する時の高山市内は霧の中でした。
盆地の霧はその日が晴れると教えてくれています。しかし梅雨明けが早かったため、8月に入ると山に雲がかかりやすくなっていました。
乗鞍硫黄岳<標高2554m>
畳平(8:10)〜桔梗ヶ原平湯登山口(9:10)〜硫黄岳頂上直下(10:45)〜北アルプス展望地点(11:00)〜戻る〜硫黄岳ふもと(11:20〜昼食〜12:00)〜旧道分岐(12:15)〜雪渓〜四ツ岳と大丹生岳の鞍部(13:10)乗鞍スカイライン〜高山着
畳平に着くと駐車場はまだガランとしていました。出発する時には団体バスが到着し始め、この日も剣ケ峰は大勢の登山者で賑わうことでしょう。
わたしたちは鶴ヶ池を見ながら乗鞍スカイラインを戻ります。
道の両わきには高山植物が咲いていました。

イワギキョウなど石垣の間から伸びているものも多く、ちょっと不思議な気分にさせられます。なにしろ生えているのは雑草ではなく高山植物なのですから。
乗鞍スカイラインを桔梗ヶ原まで下っていきます。
のんびりしたトレッキング。道沿いはお花畑。
前方には朝日を浴びた烏帽子岳が平原の向こうに見えています。

花壇のような状態でいろいろな花を観察しながら歩きました。

桔梗ヶ原に近づくと左手の斜面の下に池が見えました。
円空上人が魔物を閉じこめるために千体の木彫を沈めたと言い伝えられている大丹生池です。

別天地のような桔梗ヶ原の風景に、乗鞍スカイラインがひとすじ。
見えている2つの山は左が烏帽子岳、右が大丹生岳です。

桔梗ヶ原にはその名の通りイワギキョウが群生しています。コマクサも見られます。
枯れているハイマツはかつて乗鞍スカイラインを通ったたくさんの車の排ガスによるもの。ハイマツが枯れると自然再生は難しいとのことです。でもそのおかげで排ガスの減った沿道はハイマツではなく高山植物のお花畑になったんですね。少々複雑な心境です。
道の東側が荒れ地っぽいのに比べ、西側は緑が多くコバイケイソウやクロユリが群生している場所もありました。

畳平の方を振り返れば、剣ケ峰が見えていました。

そして右手はハイマツの向こうに硫黄岳が見えてきました。

硫黄岳、烏帽子岳、大丹生岳および猫岳は四ツ岳を囲む外輪山で、烏帽子火山帯を形成しています。外輪山である4つの山は天辺が尖っている或いは細長いのに比べ、四ツ岳はこんもりとして見えます。これは頂上が火口丘で4つに分かれているからです。四ツ岳の名称もこの形状から来ています。
かつての駐車スペースから急斜面を下ります。標柱の右手に入山口はあります。
下り着いたところは外輪山の底です。
左手にある小山の下をトラバースするようにハイマツとダケカンバの間の道を進んでいきます。
小さなピークに着いて小休止。

前方には硫黄岳が見えてきました。
ここから振り返ると四ツ岳の下に小さな雪渓が見えました。

この雪渓は平湯の旧登山道の途中にあるもので、帰りに通ってみることにしました。
ハイマツを抜け、岩が点在する尾根を登って行きます。
尾根がゆるやかになると細かい砂のザレ地となり、まだ小さなコマクサが一面に咲いていました。

その中央を通っている登山道は道とは言えず、気をつけないとコマクサを踏み荒らしてしまいます。

座れそうな岩があっても休憩は諦めた方が良いでしょう。
硫黄岳の頂上には登山道は通っていません。
その点、目的地としては物足りないかもしれません。

頂上の下をトラバースして展望の良くなる岩のあたりまで行ってみましょう。
ここで展望を楽しんだ後、来た道を引き返します。

硫黄岳を下り、コマクサの斜面を過ぎた辺りに休憩できる岩地があります。
今回はここで昼食となりました。
帰るルートはスカイライン下の急斜面を登らず、雪渓を通過して旧道を使うことにしました。
ただし長く廃道となっているため注意が必要です。今回は旧道経験者が2名いたので可能となりました。また、くれぐれも平湯方面には向かわないこと。
さっき見えていた雪渓へと向かいました。

雪渓の下は解けて、場所によっては崩れる危険があります。
雪渓歩きに詳しい経験者が通過ルートを判断して、解けて空洞ができ浮いているところは避けるようにします。
雪渓が遅くまで残るため、まわりは高山植物がお花畑を作ります。

チングルマが群生していました。
旧道は荒れてハイマツなどの薮を漕ぐところもあります。
道が消えているところはリーダーがルートを見つけるように進みます。
いったん広場に出ます。

目指す方向は大丹生岳を左手に見ながら烏帽子岳の方向の低くなっている辺り。そこに乗鞍スカイラインのヘアピンカーブの末端があります。
旧道はところどころ消えますが、跡は残っています。見失わなければ迷うことはないでしょう。
やがて原っぱのようになると終点です。

実はこの時やってきたパトロールの人から驚きの情報が。
ほんの15分ほど前に、このあたりで熊が目撃されたらしいのです。
鉢合わせとならず安堵しましたが、昨年の事件もあり緊張した一件でした。
また今回はツアー用車両を利用できましたが、個人でいかれる場合は入山路を往復し畳平へ戻るほうがよいでしょう。乗鞍スカイラインのヘアピンカーブを上るのは大変ですから。
お盆の時期を迎え、天候は不安定になりやすくなっています。
装備には十分な配慮が必要です。もしかしたら熊鈴も(笑)。
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今後のツアー
◎秋風吹く西穂高丸山へ 9月14日(火)入山
◎秋を迎えた乗鞍剣ケ峰 9月27日(月)入山
◎紅葉と北アルプス展望の天蓋山 10月13日(水)入山
◎飛騨の霊峰位山を周遊登山 10月23日(土)入山
◎上高地スノートレッキング 2月6日(日)入山
◎乗鞍高原スノートレッキング 3月6日(日)入山
2010年07月23日
乗鞍硫黄岳登山ツアー
乗鞍硫黄岳への登山ツアーが10日後に迫りました。
入山日 8月2日(月)
ご宿泊とセットで、あるいはツアーだけのご参加も承っております。
ここで乗鞍硫黄岳について少し解説を。
乗鞍連峰は幾度かの火山活動によってできた複合火山。主な峰だけでも23峰あり、高山市街から眺める姿は南北に長い堂々とした山塊です。
乗鞍で登山といえば畳平から剣ケ峰を往復するコースが一般的です。
しかし夏山シーズンはとても混み合い、なかなかゆっくりとした山旅は望めません。
硫黄岳は畳平の手前にある桔梗ヶ原から平湯へ下る登山道沿いにあり、剣ケ峰とは違い歩く人も多くはありません。

乗鞍スカイラインから急なジグザグの道を下りいったん鞍部に着くと、あとはハイマツ帯を抜けて緩やかな稜線を硫黄岳へと登って行きます。
登山道は硫黄岳の頂上の下を通り、進行方向に北アルプス南部を見ながら続いていきます。
十石山との分岐からは樹林帯を平湯へ向かいますが、今回のツアーでは十石山を目前に眺める地点で戻ります。

危険個所もなく、急登もほとんどないので登山が始めての人でも無理なく楽しむことができるでしょう。
ちなみに硫黄岳と呼ばれるのは、白骨温泉乗鞍高原温泉の源泉が進行方向右にある谷から引かれているように、硫黄の匂いが微かにすることからと思われます。あくまでも想像ですが。

ぜひご自身で確かめてみては。
このツアーでの、もうひとつの楽しみは高山植物の花々です。
畳平周辺から乗鞍スカイラインの沿道には数多くの高山植物が自生しています。
マイカー規制が実施されてからの自然保護の成果を目にすることができます。
バスに乗っていると、ここまで沿道が花々で満たされていることに気がつきません。
最後に今回のツアーで見られるに違いない花々をいくつかご紹介します。

イワツメクサ

コバイケイソウ

ヨツバシオガマ、ウサギギク、そしてオンタデ

チングルマ

そして硫黄岳はコマクサの群生地です。
◎ツアーの詳細PDF
◎ツアーのお申し込みはネット予約のページで。
入山日 8月2日(月)
ご宿泊とセットで、あるいはツアーだけのご参加も承っております。
ここで乗鞍硫黄岳について少し解説を。
乗鞍連峰は幾度かの火山活動によってできた複合火山。主な峰だけでも23峰あり、高山市街から眺める姿は南北に長い堂々とした山塊です。
乗鞍で登山といえば畳平から剣ケ峰を往復するコースが一般的です。
しかし夏山シーズンはとても混み合い、なかなかゆっくりとした山旅は望めません。
硫黄岳は畳平の手前にある桔梗ヶ原から平湯へ下る登山道沿いにあり、剣ケ峰とは違い歩く人も多くはありません。

乗鞍スカイラインから急なジグザグの道を下りいったん鞍部に着くと、あとはハイマツ帯を抜けて緩やかな稜線を硫黄岳へと登って行きます。
登山道は硫黄岳の頂上の下を通り、進行方向に北アルプス南部を見ながら続いていきます。
十石山との分岐からは樹林帯を平湯へ向かいますが、今回のツアーでは十石山を目前に眺める地点で戻ります。

危険個所もなく、急登もほとんどないので登山が始めての人でも無理なく楽しむことができるでしょう。
ちなみに硫黄岳と呼ばれるのは、

ぜひご自身で確かめてみては。
このツアーでの、もうひとつの楽しみは高山植物の花々です。
畳平周辺から乗鞍スカイラインの沿道には数多くの高山植物が自生しています。
マイカー規制が実施されてからの自然保護の成果を目にすることができます。
バスに乗っていると、ここまで沿道が花々で満たされていることに気がつきません。
最後に今回のツアーで見られるに違いない花々をいくつかご紹介します。

イワツメクサ

コバイケイソウ

ヨツバシオガマ、ウサギギク、そしてオンタデ

チングルマ

そして硫黄岳はコマクサの群生地です。
◎ツアーの詳細PDF
◎ツアーのお申し込みはネット予約のページで。
2010年06月13日
穂高岳山荘さんのブログ記事
今日の奥穂高岳で痛ましい遭難死亡事故の遺体回収が行われました。
おととい68才の男性が涸沢から奥穂高岳を往復する途中のザイテングラードで滑落された模様です。
本日この事故について穂高岳山荘(正確には小屋番で映像作家)のブログに記事がアップされました。
>>Hachi Productionブログ「ぼちぼちいこか」(6/13の記事)
登山を始めて間も無い、あるいはこれから北アルプス登山にステップアップする登山愛好家には、この記事をぜひお読み頂きたくご紹介しました。
なぜなら、この事故は装備を万全にすることで防げたかもしれないからです。
登山ツアーを催行する際、もっとも気掛かりなのは事故や病気のトラブルです。
当ツアーが企画するのは初級者向けの比較的安全なものばかりです。それでもトレッキングについての最低限の知識や装備は必要です。
そのためツアーにお申し込み頂いた方にはトレッキングのしおりを送らせていただいています。A4サイズの簡単なものですが、これをお読み頂き準備していただくだけで安全で楽しいトレッキングに近づけるはずです。
山好きの方の遭難にはいつも心が痛みます。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。
おととい68才の男性が涸沢から奥穂高岳を往復する途中のザイテングラードで滑落された模様です。
本日この事故について穂高岳山荘(正確には小屋番で映像作家)のブログに記事がアップされました。
>>Hachi Productionブログ「ぼちぼちいこか」(6/13の記事)
登山を始めて間も無い、あるいはこれから北アルプス登山にステップアップする登山愛好家には、この記事をぜひお読み頂きたくご紹介しました。
なぜなら、この事故は装備を万全にすることで防げたかもしれないからです。
登山ツアーを催行する際、もっとも気掛かりなのは事故や病気のトラブルです。
当ツアーが企画するのは初級者向けの比較的安全なものばかりです。それでもトレッキングについての最低限の知識や装備は必要です。
そのためツアーにお申し込み頂いた方にはトレッキングのしおりを送らせていただいています。A4サイズの簡単なものですが、これをお読み頂き準備していただくだけで安全で楽しいトレッキングに近づけるはずです。
山好きの方の遭難にはいつも心が痛みます。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。
2010年06月12日
天生県立自然公園
天生峠の冬季閉鎖が6月11日に解除されました。
例年より10日以上遅い開通です。
これで飛騨地方の冬季閉鎖はすべてなくなりました。
今日はさっそく籾糠山へ出かけてみました。
家を9時15分に出発。河合町から峠へと入りました。
約1時間で峠にある駐車場に到着すると、すでに満車状態。あふれた車が路上駐車していました。

ちょうど帰るところだった新聞社の車が出たので、係の人にお願いして入れさせてもらいました。
ちなみにこの時点で飛騨ナンバーの車は2台目だったそうです。県外の車も多く、関東や関西のナンバーも目立ちました。
自然保護協力金500円(任意)を収め、入山します。
湿原や原生林までを目的とした人も多く、籾糠山へ行く人の数と合わせて200人以上はいたのでは。
開通が遅れたので、第一湿原のミズバショウは花がほとんど終わっていました。

代わってリュウキンカやコバイケイソウが咲き始めていました。
湿原周辺にはさまざまな亜高山帯の植物が見られます。しかし小さくて気付かないものも多く、詳しいガイドと一緒に回ると楽しいことでしょう。
第一湿原から林を下るとまた小さな湿原があり、こちらにはリュウキンカやニリンソウ、サンカヨウなどがお花畑となっていました。
原生林に入り、第二湿原へ。こちらはまだミズバショウが一面に咲いていました。
籾糠山への登りは第二湿原近くの入山口からブナの原生林の急登コースを歩きました。

こちらの道は歩く人も少なく、静かな山歩きが楽しめます。
道沿いにはツバメオモトやバイカオウレン、ミヤマカタバミなどが咲いていました。ユキザサやマイヅルソウはこれからです。
登山道がゆるやかになると、谷から上がってくる主要登山道と合流です。
ベンチが新しくなっていました。
ここから籾糠山までの道は登山者の列ができていました。
頂上直下の急登を登り、息を切らせて到着した頂上は座る場所もないので(展望もない日だったので)すぐに下山しました。
下山路は谷沿いのコースを使いました。
カツラの門が近づくとサンカヨウの群生です。

キヌガサソウが咲き始めていましたので、この後も楽しみです。
帰りに匠神社側の遊歩道を歩いていると、伸び始めのササユリを見つけました。いくつかは蕾が出ています。今月下旬には見ごろになるかもしれません。
**************************************
インタープリター(自然案内人)がガイドする天生県立自然公園
◎催行日 1)7月25日泊・7月26日実施 2)8月1日泊・8月2日実施
◎ツアーの詳しい案内と予約
○こちらは登山ツアーではありません(籾糠山には登りませんので予めご了承ください)
例年より10日以上遅い開通です。
これで飛騨地方の冬季閉鎖はすべてなくなりました。
今日はさっそく籾糠山へ出かけてみました。
家を9時15分に出発。河合町から峠へと入りました。
約1時間で峠にある駐車場に到着すると、すでに満車状態。あふれた車が路上駐車していました。

ちょうど帰るところだった新聞社の車が出たので、係の人にお願いして入れさせてもらいました。
ちなみにこの時点で飛騨ナンバーの車は2台目だったそうです。県外の車も多く、関東や関西のナンバーも目立ちました。
自然保護協力金500円(任意)を収め、入山します。
湿原や原生林までを目的とした人も多く、籾糠山へ行く人の数と合わせて200人以上はいたのでは。
開通が遅れたので、第一湿原のミズバショウは花がほとんど終わっていました。

代わってリュウキンカやコバイケイソウが咲き始めていました。
湿原周辺にはさまざまな亜高山帯の植物が見られます。しかし小さくて気付かないものも多く、詳しいガイドと一緒に回ると楽しいことでしょう。
第一湿原から林を下るとまた小さな湿原があり、こちらにはリュウキンカやニリンソウ、サンカヨウなどがお花畑となっていました。
原生林に入り、第二湿原へ。こちらはまだミズバショウが一面に咲いていました。
籾糠山への登りは第二湿原近くの入山口からブナの原生林の急登コースを歩きました。

こちらの道は歩く人も少なく、静かな山歩きが楽しめます。
道沿いにはツバメオモトやバイカオウレン、ミヤマカタバミなどが咲いていました。ユキザサやマイヅルソウはこれからです。
登山道がゆるやかになると、谷から上がってくる主要登山道と合流です。
ベンチが新しくなっていました。
ここから籾糠山までの道は登山者の列ができていました。
頂上直下の急登を登り、息を切らせて到着した頂上は座る場所もないので(展望もない日だったので)すぐに下山しました。
下山路は谷沿いのコースを使いました。
カツラの門が近づくとサンカヨウの群生です。

キヌガサソウが咲き始めていましたので、この後も楽しみです。
帰りに匠神社側の遊歩道を歩いていると、伸び始めのササユリを見つけました。いくつかは蕾が出ています。今月下旬には見ごろになるかもしれません。
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インタープリター(自然案内人)がガイドする天生県立自然公園
◎催行日 1)7月25日泊・7月26日実施 2)8月1日泊・8月2日実施
◎ツアーの詳しい案内と予約
○こちらは登山ツアーではありません(籾糠山には登りませんので予めご了承ください)
2010年06月11日
今後の登山ツアー案内(7月〜9月)
7月以降のツアー催行日が決定しました。
ネットでの予約がまだ対応していませんので、よろしければ係まで電話でお申し込みください。ご宿泊もご希望の場合は、夏休み等の時期により満室となることがございますのでお早めのご予約をお願いいたします。

標高3,025mの乗鞍剣ケ峰に登る
<7月20日(火)入山>
難易度:★☆☆☆(初級者向) 体力度:★★☆☆(やや必要)
直通バスで乗鞍スカイラインを標高2,702mの畳平に到着。林道を肩ノ小屋まで歩き、いよいよ北アルプス最南端の3千m級の頂きへ。火山独特の砂礫地をゆっくりと登り、権現池を見下ろす鞍部に。あとは稜線を剣ケ峰へ一息。帰りはお高山植物の花畑へ。
[ひとこと追加コメント]梅雨明けすると一年で一番良いコンディションでの登山となります。

高山植物の道を歩き乗鞍硫黄岳へ
<8月2日(月)入山>
難易度:★☆☆☆(初級者向) 体力度:★☆☆☆(普通)
乗鞍スカイライン終点の畳平から来た道を徒歩で桔梗ヶ原まで下ると、硫黄岳を経て平湯へ向かう登山口。実はスカイラインは高山植物の群生する道。さらに硫黄岳はコマクサの群生地。乗鞍連峰のもうひとつの魅力を知る、花の山歩きを楽しもう。
[ひとこと追加コメント]梅雨明け後の安定した天候で穂高連峰が間近に見えることが多くなります。

秋風吹く西穂高丸山の稜線へ
<9月14日(火)入山>
難易度:★☆☆☆(初級者向) 体力度:★★☆☆(やや必要)
9月中旬ともなると飛騨山脈の稜線には秋風が吹き、稜線は紅葉が始まります。新緑の頃とは違う風景と空気を楽しみ、たった2ヶ月半前の同じ山を比べてみるのはいかがだろう。涼しくなるこの時期は、初めての北アルプス体験にもおすすめ。
[ひとこと追加コメント]新穂高ロープウェイでぐるりと飛騨山脈を大展望。

標高3,025mの乗鞍剣ケ峰に登る
<9月27日(月)入山>
難易度:★☆☆☆(初級者向) 体力度:★★☆☆(やや必要)
夏に続き秋の北アルプス最南端の3,000m峰に。登山シーズン終盤を迎え、すでに乗鞍スカイラインから見る高山帯は草紅葉が始まっている。晴れれば天高く深い青空が広がり、最高の登山日和に。稜線は寒いのでコンパクトな防寒着をザックにしのばせて。
[ひとこと追加コメント]夏とは違い登山客も少なくなります。ゆったりとした山行が楽しめるはず。
****************************************************
◎すでにご案内している登山ツアーです。
西穂高丸山<6月28日(月)入山>
こちらはネットでのご予約を承っております。
ツアーの詳細
ネットでの予約がまだ対応していませんので、よろしければ係まで電話でお申し込みください。ご宿泊もご希望の場合は、夏休み等の時期により満室となることがございますのでお早めのご予約をお願いいたします。

標高3,025mの乗鞍剣ケ峰に登る
<7月20日(火)入山>
難易度:★☆☆☆(初級者向) 体力度:★★☆☆(やや必要)
直通バスで乗鞍スカイラインを標高2,702mの畳平に到着。林道を肩ノ小屋まで歩き、いよいよ北アルプス最南端の3千m級の頂きへ。火山独特の砂礫地をゆっくりと登り、権現池を見下ろす鞍部に。あとは稜線を剣ケ峰へ一息。帰りはお高山植物の花畑へ。
[ひとこと追加コメント]梅雨明けすると一年で一番良いコンディションでの登山となります。

高山植物の道を歩き乗鞍硫黄岳へ
<8月2日(月)入山>
難易度:★☆☆☆(初級者向) 体力度:★☆☆☆(普通)
乗鞍スカイライン終点の畳平から来た道を徒歩で桔梗ヶ原まで下ると、硫黄岳を経て平湯へ向かう登山口。実はスカイラインは高山植物の群生する道。さらに硫黄岳はコマクサの群生地。乗鞍連峰のもうひとつの魅力を知る、花の山歩きを楽しもう。
[ひとこと追加コメント]梅雨明け後の安定した天候で穂高連峰が間近に見えることが多くなります。

秋風吹く西穂高丸山の稜線へ
<9月14日(火)入山>
難易度:★☆☆☆(初級者向) 体力度:★★☆☆(やや必要)
9月中旬ともなると飛騨山脈の稜線には秋風が吹き、稜線は紅葉が始まります。新緑の頃とは違う風景と空気を楽しみ、たった2ヶ月半前の同じ山を比べてみるのはいかがだろう。涼しくなるこの時期は、初めての北アルプス体験にもおすすめ。
[ひとこと追加コメント]新穂高ロープウェイでぐるりと飛騨山脈を大展望。

標高3,025mの乗鞍剣ケ峰に登る
<9月27日(月)入山>
難易度:★☆☆☆(初級者向) 体力度:★★☆☆(やや必要)
夏に続き秋の北アルプス最南端の3,000m峰に。登山シーズン終盤を迎え、すでに乗鞍スカイラインから見る高山帯は草紅葉が始まっている。晴れれば天高く深い青空が広がり、最高の登山日和に。稜線は寒いのでコンパクトな防寒着をザックにしのばせて。
[ひとこと追加コメント]夏とは違い登山客も少なくなります。ゆったりとした山行が楽しめるはず。
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◎すでにご案内している登山ツアーです。
西穂高丸山<6月28日(月)入山>
こちらはネットでのご予約を承っております。
ツアーの詳細
2010年06月06日
サラサドウダンは?新緑の位山
サラサドウダンは深山に自生するドウダンツツジ科の樹木です。
位山の頂上一帯に自生しているものは、冬の間の積雪のためあまり背が伸びません。
そろそろ花が咲く頃と、風邪気味の体にむち打って出かけてみました。
ダナ平から往復するため、林道を入山口まで車を走らせます。
林道は上り始めから中ほどまでが荒れています。平日は舗装道路工事が行われていますが、通行はできます。
駐車場からは青空にくっきりと浮かぶ飛騨山脈が見えました。

北の端には劒岳と立山も。
巨石群の登山道を登り、天の岩戸を経由して白山展望台まで約50分。
途中からサラサドウダンの中を歩きますが、花が咲くどころか蕾さえまばらでした。

花の見ごろが目的なら6月中旬が狙い目のようです。
白山展望台にはスキー場から登ってきた登山者がつぎつぎと到着。

地元の登山者はダナ平から登る傾向があります。ふたつの登山口から登ってきた人たちで賑わってきました。

展望台から見る白山とその南には別山。
積雪期には見える川上岳は低潅木に隠れて今は見えません。
帰りは頂上に回り乗鞍展望台に下ります。

ここからは乗鞍が正面に、右手に御嶽が見えています。
御嶽の下に見える平坦な山は舟山(船を逆さにした形)。
帰りは、来た道を戻ります。
駐車場に戻るとサラサドウダンの花を見つけました。

この辺りになると位山頂上とは違いサラサドウダンの木も背が高い。
◎現在募集中
西穂高丸山<6月28日(月)入山>
ツアーの詳細
位山の頂上一帯に自生しているものは、冬の間の積雪のためあまり背が伸びません。
そろそろ花が咲く頃と、風邪気味の体にむち打って出かけてみました。
ダナ平から往復するため、林道を入山口まで車を走らせます。
林道は上り始めから中ほどまでが荒れています。平日は舗装道路工事が行われていますが、通行はできます。
駐車場からは青空にくっきりと浮かぶ飛騨山脈が見えました。

北の端には劒岳と立山も。
巨石群の登山道を登り、天の岩戸を経由して白山展望台まで約50分。
途中からサラサドウダンの中を歩きますが、花が咲くどころか蕾さえまばらでした。

花の見ごろが目的なら6月中旬が狙い目のようです。
白山展望台にはスキー場から登ってきた登山者がつぎつぎと到着。

地元の登山者はダナ平から登る傾向があります。ふたつの登山口から登ってきた人たちで賑わってきました。

展望台から見る白山とその南には別山。
積雪期には見える川上岳は低潅木に隠れて今は見えません。
帰りは頂上に回り乗鞍展望台に下ります。

ここからは乗鞍が正面に、右手に御嶽が見えています。
御嶽の下に見える平坦な山は舟山(船を逆さにした形)。
帰りは、来た道を戻ります。
駐車場に戻るとサラサドウダンの花を見つけました。

この辺りになると位山頂上とは違いサラサドウダンの木も背が高い。
◎現在募集中
西穂高丸山<6月28日(月)入山>
ツアーの詳細
2010年05月31日
新緑の中を歩く〜奥穂高岳入山口まで
新緑が目にも鮮やかな季節になりました。
飛騨の低山の残雪もほとんど消えて、山歩きには最適な時期を迎えました。
限られた時間の中で登れる低山を選び頂上を目指すこともひとつの楽しみ方。しかし飛騨山脈高峰の頂上までは無理でも、その途中を目的地にすれば飛騨山脈のふところを感じる山歩きが体験できます。
例を挙げれば新穂高を基点に、わさび平経由で鏡平まで。そして今回の白出沢出合から奥穂高岳登山道を笠ケ岳の好展望地まで・・・などです。
このふたつの共通点は最終目的地からの飛騨山脈展望が素晴らしいこと。余裕を持って日帰りできることです。
鏡平の場合は往復約7〜8時間。早朝に歩き始め、昼前には下山するようにします。
7月10日から鏡平山荘が小屋開けするので、名物のラーメンを楽しみに登ると頑張れます。
詳しくは鏡平山荘往復<2008.7.19入山>
もうひとつは新穂高から右俣林道を穂高平経由で白出沢出合(奥穂高岳登山口)、さらに奥穂高岳への登山道を40分ほど登る山歩きです。
往復約5〜6時間と比較的楽に歩けるコースなので、登山初心者でも安心して楽しめます。
この日は林道歩きを楽しむグループや家族連れに出会いました。
まずは穂高平まで。
ロープウェイ駐車場脇のゲートを入り右俣林道を進みます。
再びゲートのある小鍋谷に架かる橋を渡った後200mほど歩いたら、時間稼ぎとトレッキング気分を味わうため穂高平への近道に入ります。
斜面のトラバースを林道を左下に見ながら進みます。深い樹林の前方が明るくなり、せせらぎの音が聞こえたら穂高平に到着です。

穂高平小屋の後方に蒲田富士。北穂高岳は雲の中。
牧場脇にはニリンソウが咲いていました。
ふたたび新緑の林道を歩いていきます。まだ数少ないですが沿道には花も咲き始めていました。エンレイソウやシロバナエンレイソウも見ることができました。

柳谷の砂防施設のカーブから見た白出沢へ向かう道。

雪形が現われた山は中岳?陽射しに新緑が鮮やか。
白出沢までに林道はいくつもの小さな沢と合流します。
沢にはまだ雪が残り、雪解け水がたっぷりと流れていました。
白出沢の小屋跡に到着。トイレは閉まって使えません。
ここから樹林帯に入り、奥穂高への登山道を30〜40分登ります。
穂高岳山荘へのボッカ道だけあり、よく整備されています。しかし小屋開けしたばかりなので、冬の間に多少荒れたところがそのままです。
コメツガなどの針葉樹林帯が明るくなってくると、左手に白出沢が見えてきます。

ちょうどよい休憩ポイントの一つです。
ここから程なくして、樹林帯を抜け低潅木帯になります。

このあたりの登山道にはまだ雪が残り、折れた木が道をふさいでいました。
ここで突然左手から驚いたような声がしました。
声のした方を見ると、折れ曲がった木々の向こう、5mほどの距離にカモシカがいました。

檻の様な低潅木に守られていると思ったのか、カモシカは逃げることなく木の芽を何度か食むとゆっくり沢の方へ下りて行きました。
熊でなくて良かったと思いながらも、うれしい野生動物とのしばしの遭遇でした。
谷にある低潅木帯を左の尾根に上がると、そこが目的の笠ケ岳の展望地です。
数人が休めるスペースがあり、ここで眺めを楽しみながらコーヒータイム。
思いがけずニリンソウが咲いていました。

花の季節はもうそこまで来ています。
軽食とコーヒーを楽しんでいるうちに雲に隠れていた笠ケ岳が顔を出しました。

笠の右手には小笠も見えています。

杓子平には残雪がまだたっぷりと残っています。

雪が消えるのは7月中旬〜下旬。
この先の穂高岳山荘に向かう道は長くて厳しい登りとなり、今の時期はまだアイゼンやピッケルが必要となります。しかし今回はここまで。帰りは来たコースを戻ります。天候に恵まれれば奥穂を眺めながらの山歩き。短時間の日帰りとしては最適なコースです。
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◎現在募集中
西穂高丸山<6月28日(月)入山>
ツアーの詳細
飛騨の低山の残雪もほとんど消えて、山歩きには最適な時期を迎えました。
限られた時間の中で登れる低山を選び頂上を目指すこともひとつの楽しみ方。しかし飛騨山脈高峰の頂上までは無理でも、その途中を目的地にすれば飛騨山脈のふところを感じる山歩きが体験できます。
例を挙げれば新穂高を基点に、わさび平経由で鏡平まで。そして今回の白出沢出合から奥穂高岳登山道を笠ケ岳の好展望地まで・・・などです。
このふたつの共通点は最終目的地からの飛騨山脈展望が素晴らしいこと。余裕を持って日帰りできることです。
鏡平の場合は往復約7〜8時間。早朝に歩き始め、昼前には下山するようにします。
7月10日から鏡平山荘が小屋開けするので、名物のラーメンを楽しみに登ると頑張れます。
詳しくは鏡平山荘往復<2008.7.19入山>
もうひとつは新穂高から右俣林道を穂高平経由で白出沢出合(奥穂高岳登山口)、さらに奥穂高岳への登山道を40分ほど登る山歩きです。
往復約5〜6時間と比較的楽に歩けるコースなので、登山初心者でも安心して楽しめます。
この日は林道歩きを楽しむグループや家族連れに出会いました。
まずは穂高平まで。
ロープウェイ駐車場脇のゲートを入り右俣林道を進みます。
再びゲートのある小鍋谷に架かる橋を渡った後200mほど歩いたら、時間稼ぎとトレッキング気分を味わうため穂高平への近道に入ります。
斜面のトラバースを林道を左下に見ながら進みます。深い樹林の前方が明るくなり、せせらぎの音が聞こえたら穂高平に到着です。

穂高平小屋の後方に蒲田富士。北穂高岳は雲の中。
牧場脇にはニリンソウが咲いていました。
ふたたび新緑の林道を歩いていきます。まだ数少ないですが沿道には花も咲き始めていました。エンレイソウやシロバナエンレイソウも見ることができました。

柳谷の砂防施設のカーブから見た白出沢へ向かう道。

雪形が現われた山は中岳?陽射しに新緑が鮮やか。
白出沢までに林道はいくつもの小さな沢と合流します。
沢にはまだ雪が残り、雪解け水がたっぷりと流れていました。
白出沢の小屋跡に到着。トイレは閉まって使えません。
ここから樹林帯に入り、奥穂高への登山道を30〜40分登ります。
穂高岳山荘へのボッカ道だけあり、よく整備されています。しかし小屋開けしたばかりなので、冬の間に多少荒れたところがそのままです。
コメツガなどの針葉樹林帯が明るくなってくると、左手に白出沢が見えてきます。

ちょうどよい休憩ポイントの一つです。
ここから程なくして、樹林帯を抜け低潅木帯になります。

このあたりの登山道にはまだ雪が残り、折れた木が道をふさいでいました。
ここで突然左手から驚いたような声がしました。
声のした方を見ると、折れ曲がった木々の向こう、5mほどの距離にカモシカがいました。

檻の様な低潅木に守られていると思ったのか、カモシカは逃げることなく木の芽を何度か食むとゆっくり沢の方へ下りて行きました。
熊でなくて良かったと思いながらも、うれしい野生動物とのしばしの遭遇でした。
谷にある低潅木帯を左の尾根に上がると、そこが目的の笠ケ岳の展望地です。
数人が休めるスペースがあり、ここで眺めを楽しみながらコーヒータイム。
思いがけずニリンソウが咲いていました。

花の季節はもうそこまで来ています。
軽食とコーヒーを楽しんでいるうちに雲に隠れていた笠ケ岳が顔を出しました。

笠の右手には小笠も見えています。

杓子平には残雪がまだたっぷりと残っています。

雪が消えるのは7月中旬〜下旬。
この先の穂高岳山荘に向かう道は長くて厳しい登りとなり、今の時期はまだアイゼンやピッケルが必要となります。しかし今回はここまで。帰りは来たコースを戻ります。天候に恵まれれば奥穂を眺めながらの山歩き。短時間の日帰りとしては最適なコースです。
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◎現在募集中
西穂高丸山<6月28日(月)入山>
ツアーの詳細
2010年05月25日
小坂の滝めぐり〜根尾の滝
平成21年に「岐阜の宝もの」第1号に認定された小坂の滝。御嶽山のふもと濁河から巌立周辺までに数多くの滝を擁し、落差5m以上のもので216ヶ所を数えるといいます。
そのなかから滝めぐりのコースを設定し、山深い場所や国有林にあるコースにはガイド同伴を義務づけています。
初級向けは合計4コース。そのうちガイド同伴が必要なのは「材木滝コース」です。
濁河にある「仙人滝コース」と巌立周辺にある「三ツ滝コース」「根尾の滝コース」はガイドがいりません。
三ツ滝コースにあるのは「三ツ滝」「からたに滝」「あかがねとよ」。
巌立公園駐車場から渓谷沿いに設けられた立体歩道を歩いてすぐにあるのが「三ツ滝」です。

渓流に架けられた橋から見えるのは、3つある中で下部の2つだけ。上部の1つは狭くカーブした渓谷に隠れて見えず、階段を上がって行くとようやく見えてきます。
「からたに滝」と「あかがねとよ」は林道に出て20〜30分歩いたところにあります。
この日は根尾の滝コースにも行くので、いったん駐車場に戻り車で両滝のある場所まで上がりました。
駐車場から渓流に下りていくと、Y字型に渓流が合流し、右手に「あかがねとよ」、左手に「からたに滝」があります。

「あかがねとよ」とは銅の雨どいのことで、確かに雨が流れるような落ち方をしていました。渇水期には流れは涸れてしまいますが、岩の下からも流れているので滝つぼは涸れないのだとか。
もうひとつ落差は大きくない小型の滝なのに、妙に迫力のある「からたに滝」。

実際はカラ谷からの流れではなく、椹谷からの流れでできています。
柱状節理の岩壁に囲まれた美しい滝でした。
三ツ滝コースは歩道や林道を歩くので、一般的な観光でも楽しめます。からたに滝のある河原で滑らないように注意すれば大丈夫。
一方もうひとつの「根尾の滝コース」はトレッキングコースです。
無舗装の林道を車でさらに進むと駐車場があります。トイレもあります。
トイレ周辺をハエの群れが飛び交っていました。できれば巌立公園のトイレで済ませておいた方がいいと思います。
駐車場からすぐの林道に入山口があります。

空き缶が吊るしてありますが、熊に人の存在を知らせるために一発叩いておきましょう。
入山してすぐ、御嶽旧登山道の二合目の道標が残っています。

多分、旧登山道は濁河へと続いていたのだろう。
しばらく歩くと十六回りの標識が。ここからは急斜面をつづら折りに下っていきます。
途中、溶岩がむき出しになったところがあり、中でも特徴的なのが「ところてん岩」です。

これも柱状節理のひとつだそうですが、なぜここだけ、こんな模様に?
下りきると濁河川に出ます。立派な鉄の橋が架かっていました。
橋を向こう側に渡り、大胆に伐採された植林帯を抜けると谷沿いに歩く道が続きます。
途中で展望台があり、ここから望めるのは向こう岸の岩壁。

「あまどり岩」と呼ばれ、巨大な岩と岩の間にはツバメが巣を作るとのことです。
入山口から40分ほどで根尾の滝(公式には往復120分)。まだ見えないところから、すでにひんやりとした空気を感じました。

かなり近くまで行けましたが、滝が発する水しぶきからカメラを守りながらの撮影でした。
落差63m。マイナスイオン浴びまくりでした。
******************************************
高山グリーンツアーでは「小坂の滝」をインタープリターがご案内するツアーを行っています。
お1人様 3,000円(ご宿泊は別)
お申し込み締切りは催行日の7日前
催行最少人数2名様から
現地集合(がんだて公園ツアーデスク)<9:30>
詳しくは係まで >>>高山グリーンホテルツアー事業部 tel.0577-33-5501(代)
そのなかから滝めぐりのコースを設定し、山深い場所や国有林にあるコースにはガイド同伴を義務づけています。
初級向けは合計4コース。そのうちガイド同伴が必要なのは「材木滝コース」です。
濁河にある「仙人滝コース」と巌立周辺にある「三ツ滝コース」「根尾の滝コース」はガイドがいりません。
三ツ滝コースにあるのは「三ツ滝」「からたに滝」「あかがねとよ」。
巌立公園駐車場から渓谷沿いに設けられた立体歩道を歩いてすぐにあるのが「三ツ滝」です。

渓流に架けられた橋から見えるのは、3つある中で下部の2つだけ。上部の1つは狭くカーブした渓谷に隠れて見えず、階段を上がって行くとようやく見えてきます。
「からたに滝」と「あかがねとよ」は林道に出て20〜30分歩いたところにあります。
この日は根尾の滝コースにも行くので、いったん駐車場に戻り車で両滝のある場所まで上がりました。
駐車場から渓流に下りていくと、Y字型に渓流が合流し、右手に「あかがねとよ」、左手に「からたに滝」があります。

「あかがねとよ」とは銅の雨どいのことで、確かに雨が流れるような落ち方をしていました。渇水期には流れは涸れてしまいますが、岩の下からも流れているので滝つぼは涸れないのだとか。
もうひとつ落差は大きくない小型の滝なのに、妙に迫力のある「からたに滝」。

実際はカラ谷からの流れではなく、椹谷からの流れでできています。
柱状節理の岩壁に囲まれた美しい滝でした。
三ツ滝コースは歩道や林道を歩くので、一般的な観光でも楽しめます。からたに滝のある河原で滑らないように注意すれば大丈夫。
一方もうひとつの「根尾の滝コース」はトレッキングコースです。
無舗装の林道を車でさらに進むと駐車場があります。トイレもあります。
トイレ周辺をハエの群れが飛び交っていました。できれば巌立公園のトイレで済ませておいた方がいいと思います。
駐車場からすぐの林道に入山口があります。

空き缶が吊るしてありますが、熊に人の存在を知らせるために一発叩いておきましょう。
入山してすぐ、御嶽旧登山道の二合目の道標が残っています。

多分、旧登山道は濁河へと続いていたのだろう。
しばらく歩くと十六回りの標識が。ここからは急斜面をつづら折りに下っていきます。
途中、溶岩がむき出しになったところがあり、中でも特徴的なのが「ところてん岩」です。

これも柱状節理のひとつだそうですが、なぜここだけ、こんな模様に?
下りきると濁河川に出ます。立派な鉄の橋が架かっていました。
橋を向こう側に渡り、大胆に伐採された植林帯を抜けると谷沿いに歩く道が続きます。
途中で展望台があり、ここから望めるのは向こう岸の岩壁。

「あまどり岩」と呼ばれ、巨大な岩と岩の間にはツバメが巣を作るとのことです。
入山口から40分ほどで根尾の滝(公式には往復120分)。まだ見えないところから、すでにひんやりとした空気を感じました。

かなり近くまで行けましたが、滝が発する水しぶきからカメラを守りながらの撮影でした。
落差63m。マイナスイオン浴びまくりでした。
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高山グリーンツアーでは「小坂の滝」をインタープリターがご案内するツアーを行っています。
お1人様 3,000円(ご宿泊は別)
お申し込み締切りは催行日の7日前
催行最少人数2名様から
現地集合(がんだて公園ツアーデスク)<9:30>
詳しくは係まで >>>高山グリーンホテルツアー事業部 tel.0577-33-5501(代)
2010年05月16日
乗鞍剣ケ峰へ春山登山
快晴の昨日(5月15日)、いよいよ乗鞍スカイラインが開通しました。
同時に(個人的に)恒例にしている開通日剣ケ峰登山の日でもあります。
家族を送りだし、ようやく家を出たのは9時20分。とっくに開通日の始発は出ています。
バス停のあるほおのき平駐車場に着いた時は、1台のバスがもうじき出るところでした。
係の人が待たせてくれて、10時発の便に乗ることができました。・・・あわてて日焼け止めを車の中に置いてきてしまいましたが。おかげで現在も顔がひりひりします。
スカイラインからはまず白山が見えてきて、すぐに穂高と槍がくっきりと青い空に浮かんでいるのが目に飛び込んできました。
四ツ岳下のヘアピンカーブの両わきには巨大な雪の壁が現われてきました。次の大丹生岳下のカーブもなかなかのものです。
桔梗ヶ原に出ると、その周辺の雪は大分解けてきていました。
ほどなく畳平に到着すると、ちょうど開山祭の真っ最中。

鏡開きが終わり、地元丹生川板殿地区の獅子舞が奉納中。後方は富士見岳。
畳平ですでに標高は2702m。鶴ヶ池はまだ雪に埋もれています。
10時50分に剣ケ峰へと出発しました。
鶴ヶ池を半周し、大黒岳と富士見岳との鞍部から林道を上ります。
鞍部にある富士見岳の標識にはびっしりとエビの尻尾が付いていました。

林道にはまだ雪がたくさん残り、20mほど歩いただけで道は消えました。
雪質が硬く、林道ではなく山の斜面をトラバースする形になります。
アイゼンはよく効きました。こうしたところが登山の練習になるのです。
開通日に剣ケ峰をめざすには、できるだけ冬に近い3000m級の山を登る良い機会だからなんですね〜。しかも事情により昨年から早朝に山へと出かけられなくなった自分には、短時間でアプローチできる貴重な山でもあるのです。ありがたや。
閉鎖になったコロナ観測所のある摩利支天岳下を肩ノ小屋に向かう林道も同様の状態です。
しかもこちらはバランスを崩して斜面から滑れば、100m以上も落ちていきます。

でも帰りに通過した時には(多分、肩ノ小屋の)スタッフがスコップで斜面を削り道を付けていたので、現在は比較的安全に通過できます。
肩ノ小屋へ向かう摩利支天岳の鞍部から見ると、剣ケ峰へ向かう人の列が。
ほとんどが位ヶ原からのスキーヤー達です。
位ヶ原までバスが入るようになったことと、15日が土曜日であることが理由です。
こちらはまず肩ノ小屋から朝日岳への斜面を直登します。
途中で斜面をトラバースしながら進むと、件のスキーヤーの群れに合流。

この日は剣ケ峰に登る登山者の9割方が、この位ヶ原からのスキーヤーでした。
実は写真に写っているスキーヤー軍団を、スキーを担いでいない自分は朝日岳の鞍部に乗越す前に追い越してしまいました。位ヶ原からのスキー登山の大変さがよ〜く分ります。
この日は肩ノ小屋から約35分で朝日岳の鞍部に乗越。
ちなみに下の写真に写る皆さんが上の写真のスキーヤーの列の先頭にいた人たちです。

鞍部から振り返ればご覧のような大展望でした。
あとは稜線を蚕玉岳から剣ケ峰へと向かいます。

頂上神社の壁にも白く雪がこびりつき、剣ケ峰は陽射しを浴びて本当に美しい眺め。大勢の登山者が頂上に登っていました。
10分ほどで頂上へ到着。鳥居のある飛騨側へ回り、昼食にしました。

鳥居にもびっしりとエビの尻尾が付着。ここまでくると芸術。
大日岳と今日はくっきりと見える御嶽山。

大日岳の頂上にも珍しくスキーヤーがいます。一人が高天ケ原へと滑降。楽しみ方はいろいろ、気候に恵まれた今日は何でもありだ。
まるで冬のように空気が澄んで、飛騨山脈の名峰が今日ははっきり見える。

拡大して見る時はクリックを!
特に気になる穂高連峰と槍ケ岳の眺めはアップで。

次に自分の一番好きな飛騨の山、笠ケ岳。

この展望はゴールデンウィークを思い出します。
また寒くなったりするのだろうか・・・?
スキーヤーはあっというまに滑り降りていきますが、実は自分のような登山者もすごく早く下っていけます。
もちろん朝日岳鞍部からはアイゼンを効かせてゆっくりと靴底の接地はフラットに。それでも肩ノ小屋まで10分で下りてしまいました。
畳平の上部からは鶴ヶ池の向こうにも飛騨山脈が見えていました。

まだしばらくの間は気温が低い日には、畳平周辺の山も登山道が凍ることがあります。
その際は足下に十分お気をつけください。
乗鞍畳平へはほおのき平駐車場からバスに乗り換えです。
詳しくは濃飛バスのサイトで。時刻表がPDFで用意されています。
******************************************
◎高山グリーンツアーでは夏と秋の乗鞍剣ケ峰に登ります。
7月下旬と9月下旬を予定。催行日が決まり次第ブログで発表します。
ちゃんと準備すれば登山初心者も大丈夫です!ぜひご参加ください。
◎現在募集中
西穂高丸山<6月28日(月)入山>
ツアーの詳細
同時に(個人的に)恒例にしている開通日剣ケ峰登山の日でもあります。
家族を送りだし、ようやく家を出たのは9時20分。とっくに開通日の始発は出ています。
バス停のあるほおのき平駐車場に着いた時は、1台のバスがもうじき出るところでした。
係の人が待たせてくれて、10時発の便に乗ることができました。・・・あわてて日焼け止めを車の中に置いてきてしまいましたが。おかげで現在も顔がひりひりします。
スカイラインからはまず白山が見えてきて、すぐに穂高と槍がくっきりと青い空に浮かんでいるのが目に飛び込んできました。
四ツ岳下のヘアピンカーブの両わきには巨大な雪の壁が現われてきました。次の大丹生岳下のカーブもなかなかのものです。
桔梗ヶ原に出ると、その周辺の雪は大分解けてきていました。
ほどなく畳平に到着すると、ちょうど開山祭の真っ最中。

鏡開きが終わり、地元丹生川板殿地区の獅子舞が奉納中。後方は富士見岳。
畳平ですでに標高は2702m。鶴ヶ池はまだ雪に埋もれています。
10時50分に剣ケ峰へと出発しました。
鶴ヶ池を半周し、大黒岳と富士見岳との鞍部から林道を上ります。
鞍部にある富士見岳の標識にはびっしりとエビの尻尾が付いていました。

林道にはまだ雪がたくさん残り、20mほど歩いただけで道は消えました。
雪質が硬く、林道ではなく山の斜面をトラバースする形になります。
アイゼンはよく効きました。こうしたところが登山の練習になるのです。
開通日に剣ケ峰をめざすには、できるだけ冬に近い3000m級の山を登る良い機会だからなんですね〜。しかも事情により昨年から早朝に山へと出かけられなくなった自分には、短時間でアプローチできる貴重な山でもあるのです。ありがたや。
閉鎖になったコロナ観測所のある摩利支天岳下を肩ノ小屋に向かう林道も同様の状態です。
しかもこちらはバランスを崩して斜面から滑れば、100m以上も落ちていきます。

でも帰りに通過した時には(多分、肩ノ小屋の)スタッフがスコップで斜面を削り道を付けていたので、現在は比較的安全に通過できます。
肩ノ小屋へ向かう摩利支天岳の鞍部から見ると、剣ケ峰へ向かう人の列が。
ほとんどが位ヶ原からのスキーヤー達です。
位ヶ原までバスが入るようになったことと、15日が土曜日であることが理由です。
こちらはまず肩ノ小屋から朝日岳への斜面を直登します。
途中で斜面をトラバースしながら進むと、件のスキーヤーの群れに合流。

この日は剣ケ峰に登る登山者の9割方が、この位ヶ原からのスキーヤーでした。
実は写真に写っているスキーヤー軍団を、スキーを担いでいない自分は朝日岳の鞍部に乗越す前に追い越してしまいました。位ヶ原からのスキー登山の大変さがよ〜く分ります。
この日は肩ノ小屋から約35分で朝日岳の鞍部に乗越。
ちなみに下の写真に写る皆さんが上の写真のスキーヤーの列の先頭にいた人たちです。

鞍部から振り返ればご覧のような大展望でした。
あとは稜線を蚕玉岳から剣ケ峰へと向かいます。

頂上神社の壁にも白く雪がこびりつき、剣ケ峰は陽射しを浴びて本当に美しい眺め。大勢の登山者が頂上に登っていました。
10分ほどで頂上へ到着。鳥居のある飛騨側へ回り、昼食にしました。

鳥居にもびっしりとエビの尻尾が付着。ここまでくると芸術。
大日岳と今日はくっきりと見える御嶽山。

大日岳の頂上にも珍しくスキーヤーがいます。一人が高天ケ原へと滑降。楽しみ方はいろいろ、気候に恵まれた今日は何でもありだ。
まるで冬のように空気が澄んで、飛騨山脈の名峰が今日ははっきり見える。

拡大して見る時はクリックを!
特に気になる穂高連峰と槍ケ岳の眺めはアップで。

次に自分の一番好きな飛騨の山、笠ケ岳。

この展望はゴールデンウィークを思い出します。
また寒くなったりするのだろうか・・・?
スキーヤーはあっというまに滑り降りていきますが、実は自分のような登山者もすごく早く下っていけます。
もちろん朝日岳鞍部からはアイゼンを効かせてゆっくりと靴底の接地はフラットに。それでも肩ノ小屋まで10分で下りてしまいました。
畳平の上部からは鶴ヶ池の向こうにも飛騨山脈が見えていました。

まだしばらくの間は気温が低い日には、畳平周辺の山も登山道が凍ることがあります。
その際は足下に十分お気をつけください。
乗鞍畳平へはほおのき平駐車場からバスに乗り換えです。
詳しくは濃飛バスのサイトで。時刻表がPDFで用意されています。
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◎高山グリーンツアーでは夏と秋の乗鞍剣ケ峰に登ります。
7月下旬と9月下旬を予定。催行日が決まり次第ブログで発表します。
ちゃんと準備すれば登山初心者も大丈夫です!ぜひご参加ください。
◎現在募集中
西穂高丸山<6月28日(月)入山>
ツアーの詳細
2010年05月11日
もうじき乗鞍スカイライン開通
今週の土曜日(5月15日)、いよいよ今年の乗鞍スカイライン開通です。
当日の天気予報は曇時々晴れ。このままなら無事開通となりそうです。
一昨年は降雪のため1日遅れて開通するということもありました。この時期の乗鞍は、まだ冬をひきずっているのです。・・・これを所謂「春山」と言うのですが。
マイカー規制のある乗鞍には、一般にはバスで行くことになります。
猫岳を過ぎる頃から雪の壁が現われ、大丹生岳下の斜面ではバスの中から雪の上で戯れる雷鳥を見たこともありました。
畳平のお花畑は厚い雪におおわれていますので散策はできません。時には気温が0度近くになることも。
剣ケ峰に登るときは、安全のため8本爪以上のアイゼンとピッケルが必要です(スノーシューは荷物になるだけ)。
登山道が硬い雪に隠れているので、雪面にアイゼンを効かせながら朝日岳の鞍部に向って急な斜面を慎重に登ります。
乗鞍高原の方からは、山スキーをする人たちが登ってきます。上から見るとアリのよう。
こちらはピッケルのかわりにストック。スキーやボードを背負った時にバランスが取りやすいからでしょう。
朝日岳の鞍部に乗越せばもう安心です。

剣ケ峰へ向かう稜線には雪庇がまだ残っているので避けて歩きましょう。
乗鞍スカイラインで畳平まで行けるようになり、日帰りで3000m級の本格的な春山登山が楽しめます。ただし無雪期の剣ケ峰とはまったく違うことを忘れてはいけません。
******************************************
高山グリーンツアーでは「春山はどうも」と言う方向けに、夏と秋の乗鞍剣ケ峰に登ります。
7月下旬と9月下旬を予定。催行日が決まり次第ブログで発表します。
ちゃんと準備すれば登山初心者も大丈夫です!ぜひご参加ください。
◎現在募集中
西穂高丸山<6月28日(月)入山>
ツアーの詳細
当日の天気予報は曇時々晴れ。このままなら無事開通となりそうです。
一昨年は降雪のため1日遅れて開通するということもありました。この時期の乗鞍は、まだ冬をひきずっているのです。・・・これを所謂「春山」と言うのですが。
マイカー規制のある乗鞍には、一般にはバスで行くことになります。
猫岳を過ぎる頃から雪の壁が現われ、大丹生岳下の斜面ではバスの中から雪の上で戯れる雷鳥を見たこともありました。
畳平のお花畑は厚い雪におおわれていますので散策はできません。時には気温が0度近くになることも。
剣ケ峰に登るときは、安全のため8本爪以上のアイゼンとピッケルが必要です(スノーシューは荷物になるだけ)。
登山道が硬い雪に隠れているので、雪面にアイゼンを効かせながら朝日岳の鞍部に向って急な斜面を慎重に登ります。
乗鞍高原の方からは、山スキーをする人たちが登ってきます。上から見るとアリのよう。
こちらはピッケルのかわりにストック。スキーやボードを背負った時にバランスが取りやすいからでしょう。
朝日岳の鞍部に乗越せばもう安心です。

剣ケ峰へ向かう稜線には雪庇がまだ残っているので避けて歩きましょう。
乗鞍スカイラインで畳平まで行けるようになり、日帰りで3000m級の本格的な春山登山が楽しめます。ただし無雪期の剣ケ峰とはまったく違うことを忘れてはいけません。
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高山グリーンツアーでは「春山はどうも」と言う方向けに、夏と秋の乗鞍剣ケ峰に登ります。
7月下旬と9月下旬を予定。催行日が決まり次第ブログで発表します。
ちゃんと準備すれば登山初心者も大丈夫です!ぜひご参加ください。
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西穂高丸山<6月28日(月)入山>
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