2008年10月20日
槍ケ岳でブロッケン
槍ケ岳登山の話題で、おまけ。
頂上で見たブロッケン現象です。
1日目はあいにくのガスで、展望はかないませんでしたが、そのおかげで出会えたと言えます。

山のおもしろさは、こういうところにあると思います。
思い通りでなくても、そのかわりの何かを体験させてくれる。
たとえ、こんな象徴的な出来事でなくても、また低い山でのささやかな体験でも・・・。
それに気がつける自分でいたいと思っています。
さて、しばらくブログの更新を休みます。
早くて一週間から10日後(もう少し後かも・・・)、また再開できればと思っています。
頂上で見たブロッケン現象です。
1日目はあいにくのガスで、展望はかないませんでしたが、そのおかげで出会えたと言えます。

山のおもしろさは、こういうところにあると思います。
思い通りでなくても、そのかわりの何かを体験させてくれる。
たとえ、こんな象徴的な出来事でなくても、また低い山でのささやかな体験でも・・・。
それに気がつける自分でいたいと思っています。
さて、しばらくブログの更新を休みます。
早くて一週間から10日後(もう少し後かも・・・)、また再開できればと思っています。
2008年10月19日
槍ケ岳から中崎尾根
今日も高山市上空は雲ひとつない秋晴れでした。
乗鞍や笠ケ岳が良く見えました。
高山周辺の山でも木の種類によっては赤く色づいています。
紅葉の最盛期は10月下旬から11月上旬でしょう。
カラマツの黄葉はもう少し後になり、特に松倉山は美しく色づきます。
槍ケ岳からの下山は西鎌尾根を下り、途中で中崎尾根に降りていきました。
前日の飛騨沢からの登山で左に見えた美しい紅葉の尾根道が楽しめるからです。

中崎尾根から振り返ると槍ケ岳から延びる西鎌尾根が一望できます。
日影になっている所が飛騨沢。
ここを午前中に下る時は、日陰の中を進むことになります。
その点、中崎尾根を槍平への分岐まで紅葉見物しながら歩くと、飽きることがありません。
槍平分岐の手前では、穂高連峰が一望。

大キレットから北穂高、奥穂高と見ごたえがあります。
紅葉とのコントラストも美しい。

槍平分岐から中崎尾根をさらに進むと奥丸山があります。
丸くドーム型の山は、頂上まで行くのが思ったより大変。
最後はバテバテになり、到着した時はその展望の良さに感激するでしょう。
さらに尾根を進み、わさび平へ下る道がありますが、歩き慣れない人は分岐まで戻り槍平からのコースをとるほうがいいと思います。
この景色は一週間前のもの。
もう紅葉のピークは過ぎています。
乗鞍や笠ケ岳が良く見えました。
高山周辺の山でも木の種類によっては赤く色づいています。
紅葉の最盛期は10月下旬から11月上旬でしょう。
カラマツの黄葉はもう少し後になり、特に松倉山は美しく色づきます。
槍ケ岳からの下山は西鎌尾根を下り、途中で中崎尾根に降りていきました。
前日の飛騨沢からの登山で左に見えた美しい紅葉の尾根道が楽しめるからです。

中崎尾根から振り返ると槍ケ岳から延びる西鎌尾根が一望できます。
日影になっている所が飛騨沢。
ここを午前中に下る時は、日陰の中を進むことになります。
その点、中崎尾根を槍平への分岐まで紅葉見物しながら歩くと、飽きることがありません。
槍平分岐の手前では、穂高連峰が一望。

大キレットから北穂高、奥穂高と見ごたえがあります。
紅葉とのコントラストも美しい。

槍平分岐から中崎尾根をさらに進むと奥丸山があります。
丸くドーム型の山は、頂上まで行くのが思ったより大変。
最後はバテバテになり、到着した時はその展望の良さに感激するでしょう。
さらに尾根を進み、わさび平へ下る道がありますが、歩き慣れない人は分岐まで戻り槍平からのコースをとるほうがいいと思います。
この景色は一週間前のもの。
もう紅葉のピークは過ぎています。
2008年10月18日
槍ケ岳から
またレポートがとぎれとぎれになってしまいました。
もし期待してくれていた人がいたら、ごめんなさい。
実は訳あって、来週からしばらくブログの更新ができません。
今月末には待望の登山ツアーが実施されるのですが、残念です。
誰かかわりにやってもらえるといいのですが。相談してみます。
さて、槍ケ岳の朝です。

日の出が午前5時44分頃。天気予報ではもう少し遅いのですが、山の上は下界より早くご来光が拝めるみたいです。
下山の前に、もう一度頂上へ。

昨日と同じアングルで祠を撮影してみました。
北アルプス南部のほとんどが槍ケ岳の頂上からは見ることができます。まさにランドマーク。
西鎌尾根から三股蓮華岳、さらに薬師岳へと続きます。
朝日を浴びる笠ケ岳の山腹に、ピラミッドのような槍の影がかかっています。

あの尖った先に、自分が今いると思うとなんだか感動。
南には穂高連峰へとのびる尾根が。

手前に大喰岳、中岳・南岳と進み、穂高の山並みが険しい岩峰を見せています。
さらに奥には焼岳、乗鞍岳が見え、乗鞍に少し隠れるように御嶽も見えています。
今日は絶好の秋登山日和でした。
これからは紅葉の始った飛騨の低山がおすすめです。
もし期待してくれていた人がいたら、ごめんなさい。
実は訳あって、来週からしばらくブログの更新ができません。
今月末には待望の登山ツアーが実施されるのですが、残念です。
誰かかわりにやってもらえるといいのですが。相談してみます。
さて、槍ケ岳の朝です。

日の出が午前5時44分頃。天気予報ではもう少し遅いのですが、山の上は下界より早くご来光が拝めるみたいです。
下山の前に、もう一度頂上へ。

昨日と同じアングルで祠を撮影してみました。
北アルプス南部のほとんどが槍ケ岳の頂上からは見ることができます。まさにランドマーク。
西鎌尾根から三股蓮華岳、さらに薬師岳へと続きます。
朝日を浴びる笠ケ岳の山腹に、ピラミッドのような槍の影がかかっています。

あの尖った先に、自分が今いると思うとなんだか感動。
南には穂高連峰へとのびる尾根が。

手前に大喰岳、中岳・南岳と進み、穂高の山並みが険しい岩峰を見せています。
さらに奥には焼岳、乗鞍岳が見え、乗鞍に少し隠れるように御嶽も見えています。
今日は絶好の秋登山日和でした。
これからは紅葉の始った飛騨の低山がおすすめです。
2008年10月15日
槍ケ岳登頂
昨日の「LIVE! 槍ケ岳」(槍ケ岳のライブカメラ)をのぞいてみたら、雪が積もっていました。
槍ケ岳山荘は11月から冬季休業になります。そろそろ一般登山者の季節は終わりです。
さて、いよいよ槍ケ岳の登場です。
あまり個人的に余裕がない状態なので、写真と短文のみでお許しを。

飛騨沢の核心、急斜面。矢印の裏に槍ケ岳があるはずです。

標高3000mの標識!やった!、と思える瞬間、足取りが少し軽くなります。

穂高から槍へとのびてきた稜線に登り着きました。西は快晴だったと知りました。

乗り越した鞍部から眺められる槍沢や西鎌尾根の雄大な景色(の、ほんの一部)。

見下ろす槍沢の紅葉が鮮やかでした。

じゃ〜ん、と思ったら槍ケ岳は霧に隠れていました。おいおい、じらすな〜。

槍ケ岳山荘にチェックインし、荷物を早々に置いて槍ケ岳頂上へ。
登り口を少し上ったところで雷鳥の成長したヒナに遭遇。
霧が出てきたので現れたのでしょう。

羽が冬仕様に替わりかけています。

頂上の傾いた祠。しばし頂上に留まりましたが、霧が深く展望はよくなりません。
明日の朝に期待して、下山しました。

ところが下りた後から霧が晴れ、槍ケ岳がその姿を現しました。
頂上直下の垂直梯子が象徴的な槍ケ岳。
夏のシーズンには大勢の登山者で渋滞してしまいます。
次回は朝焼けの槍ケ岳と、頂上からのすばらしい展望を。
槍ケ岳山荘は11月から冬季休業になります。そろそろ一般登山者の季節は終わりです。
さて、いよいよ槍ケ岳の登場です。
あまり個人的に余裕がない状態なので、写真と短文のみでお許しを。

飛騨沢の核心、急斜面。矢印の裏に槍ケ岳があるはずです。

標高3000mの標識!やった!、と思える瞬間、足取りが少し軽くなります。

穂高から槍へとのびてきた稜線に登り着きました。西は快晴だったと知りました。

乗り越した鞍部から眺められる槍沢や西鎌尾根の雄大な景色(の、ほんの一部)。

見下ろす槍沢の紅葉が鮮やかでした。

じゃ〜ん、と思ったら槍ケ岳は霧に隠れていました。おいおい、じらすな〜。

槍ケ岳山荘にチェックインし、荷物を早々に置いて槍ケ岳頂上へ。
登り口を少し上ったところで雷鳥の成長したヒナに遭遇。
霧が出てきたので現れたのでしょう。

羽が冬仕様に替わりかけています。

頂上の傾いた祠。しばし頂上に留まりましたが、霧が深く展望はよくなりません。
明日の朝に期待して、下山しました。

ところが下りた後から霧が晴れ、槍ケ岳がその姿を現しました。
頂上直下の垂直梯子が象徴的な槍ケ岳。
夏のシーズンには大勢の登山者で渋滞してしまいます。
次回は朝焼けの槍ケ岳と、頂上からのすばらしい展望を。
2008年10月14日
飛騨沢の紅葉
槍平小屋の川を隔てた反対側に奥丸山があります。紅葉のピークを迎えていました。
その奥丸山の中崎尾根を眺めながら、飛騨沢までの紅葉狩り(実際のところモミジはそんなにありません)。

飛騨側から槍ケ岳の直下に広がる飛騨沢。
火山岩でおおわれた上部以外は、高山植物の自生地です。
初夏からお花畑に変身し、登山者の目を楽しませてくれます。
しかし10月になると、実を付けている植物もわずか。
背の高い木はなく、ナナカマドが赤く色づいていました。

標高2700mからの飛騨沢の眺め。絵の具をのせたパレットのよう。

背後の尾根は中崎尾根と西鎌尾根の分岐。
飛騨沢からは稜線に登りきるまで槍ケ岳を拝めません。
遠くから見ると崖のように見える最後の登りがきつく、まるで亀にでもなったようです。
槍平から槍ケ岳が見える感動の時まで約4時間(から3時間半)。
次回はいよいよ槍ケ岳です。
その奥丸山の中崎尾根を眺めながら、飛騨沢までの紅葉狩り(実際のところモミジはそんなにありません)。

飛騨側から槍ケ岳の直下に広がる飛騨沢。
火山岩でおおわれた上部以外は、高山植物の自生地です。
初夏からお花畑に変身し、登山者の目を楽しませてくれます。
しかし10月になると、実を付けている植物もわずか。
背の高い木はなく、ナナカマドが赤く色づいていました。

標高2700mからの飛騨沢の眺め。絵の具をのせたパレットのよう。

背後の尾根は中崎尾根と西鎌尾根の分岐。
飛騨沢からは稜線に登りきるまで槍ケ岳を拝めません。
遠くから見ると崖のように見える最後の登りがきつく、まるで亀にでもなったようです。
槍平から槍ケ岳が見える感動の時まで約4時間(から3時間半)。
次回はいよいよ槍ケ岳です。
2008年10月13日
白出沢から槍平まで
長い林道歩きから、ようやく槍ケ岳へ向かう登山道に。
蒲田川沿いの斜面を、いくつかの北アルプスから延びる沢を越えて、槍平へ登って行きます。
登山道沿いの斜面は紅葉した木々が八割くらい。朝日がささない西側の斜面なのが少し残念です。
ブドウ谷、チビ谷と抜けて、槍平への登り口でもある滝谷に。

ここから見上げる谷の先に、北穂ドームが見られます。
ちょうどドームの脇から太陽が顔を出すところでした。ドームをおおった雲にそのシルエットが浮かんでいます。
滝谷を渡ると、滝谷を初めて登攀した藤木九三のレリーフが埋め込まれています。
先日の飛騨山岳会特別展で見たのはこのレリーフの絵柄だったと思い出しました。そして登山道は急斜面の始りです。

すっかり色づいた木々のなか、ひと登りして息を整えながら眺めた渓流の先が槍平。
ゆるやかな斜面歩きになってからが長く感じます。じらされながら到着した槍平は、左右を山にはさまれ小さな上高地のような雰囲気を持っています。規模はかなり違いますが。たどり着いたという感動がそう感じさせるのかもしれません。

槍平小屋は小屋じまいの真っ最中。15分の休憩中に下山してきたのは、南岳からの男性一人でした。
連休最後の今日、すでに槍平小屋は閉まっています。
次回はいよいよ槍ケ岳までの道のり。飛騨沢の紅葉です。
蒲田川沿いの斜面を、いくつかの北アルプスから延びる沢を越えて、槍平へ登って行きます。
登山道沿いの斜面は紅葉した木々が八割くらい。朝日がささない西側の斜面なのが少し残念です。
ブドウ谷、チビ谷と抜けて、槍平への登り口でもある滝谷に。

ここから見上げる谷の先に、北穂ドームが見られます。
ちょうどドームの脇から太陽が顔を出すところでした。ドームをおおった雲にそのシルエットが浮かんでいます。
滝谷を渡ると、滝谷を初めて登攀した藤木九三のレリーフが埋め込まれています。
先日の飛騨山岳会特別展で見たのはこのレリーフの絵柄だったと思い出しました。そして登山道は急斜面の始りです。

すっかり色づいた木々のなか、ひと登りして息を整えながら眺めた渓流の先が槍平。
ゆるやかな斜面歩きになってからが長く感じます。じらされながら到着した槍平は、左右を山にはさまれ小さな上高地のような雰囲気を持っています。規模はかなり違いますが。たどり着いたという感動がそう感じさせるのかもしれません。

槍平小屋は小屋じまいの真っ最中。15分の休憩中に下山してきたのは、南岳からの男性一人でした。
連休最後の今日、すでに槍平小屋は閉まっています。
次回はいよいよ槍ケ岳までの道のり。飛騨沢の紅葉です。
2008年10月12日
紅葉求め槍ケ岳へ_右俣林道
紅葉真っ盛りの北アルプス。
ここ数日でピークを過ぎることでしょう。
今回は新穂高温泉から右俣林道を飛騨沢へ。(気持ちは)一気に槍ケ岳を目指します。
飛騨沢は槍ケ岳への最短コース。しかし夏のシーズンを過ぎれば、利用する人の少ないコースです。
何回かに分けて紹介します。
まずは右俣林道から。ロープウェイの右手のゲートを入り、途中長短2個所のショートカット道を抜けて、穂高平へ。さらに長い林道歩きが続きます。

柳谷の砂防ダムから笠ケ岳が見える最初の展望ポイント。
さらに蒲田川沿いの林道を歩いてようやく奥穂高への登山口、さらに林道の終点白出沢に到着します。
登山口には槍平小屋が12日で閉じるという看板がありました。
次回は槍平への様子です。紅葉がまだのところに住んでいる方へは、ちょっと早い紅葉便りです。
ここ数日でピークを過ぎることでしょう。
今回は新穂高温泉から右俣林道を飛騨沢へ。(気持ちは)一気に槍ケ岳を目指します。
飛騨沢は槍ケ岳への最短コース。しかし夏のシーズンを過ぎれば、利用する人の少ないコースです。
何回かに分けて紹介します。
まずは右俣林道から。ロープウェイの右手のゲートを入り、途中長短2個所のショートカット道を抜けて、穂高平へ。さらに長い林道歩きが続きます。

柳谷の砂防ダムから笠ケ岳が見える最初の展望ポイント。
さらに蒲田川沿いの林道を歩いてようやく奥穂高への登山口、さらに林道の終点白出沢に到着します。
登山口には槍平小屋が12日で閉じるという看板がありました。
次回は槍平への様子です。紅葉がまだのところに住んでいる方へは、ちょっと早い紅葉便りです。
2008年10月05日
秋の籾糠山、紅葉予想
飛騨市河合町と白川村の境界にある天生峠から、天生湿原・原生林を抜けて籾糠山へ。
そろそろ紅葉の時期を迎えます。
入山日 10月4日

天生湿原は紅葉のピークに近づいています。ここ数日が見ごろでしょう。
天候が崩れる月曜日明けと踏んでいます。

原生林は意外とまだピークには遠い感じでした。
色づきが目立つのはツタウルシなどの漆種。
鮮やかだからといって触らないように気をつけて。
来週以降になり、ブナやカツラが黄葉すると想像します・・・。

籾糠山頂上は紅葉のピークを迎えています。
頂上から見下ろすと、木平湿原のある原生林は今度の週末がピークと見られます。
連休には大勢の登山客が訪れることでしょう。
頂上は狭いので、早めの登頂をおすすめします。
また紅葉見物で峠を行き来する観光客の車で林道が混雑すると予想されます。
遅いと駐車場に入れないこともありますのでご注意。

下山はコースを替えて、ブナ探勝路を歩きました。
歩き始めてすぐに目に入るのはびっしりとキノコが生えた倒木。
その生命力というか美しさに驚かされます。
こちらもツタウルシが真っ赤。ブナはまだこれからです。
籾糠山往復は一般的に約4時間。歩き慣れない人でも5時間あれば往復できます。
入山するには500円の公園環境保護協力金を払います。
登山道は適度に整備され、気持ちの良い山歩きが楽しめます。
自然を活かす整備が施されていますので、ぬかるんでいるところもあります。渓流を越えることも。
トレッキングにふさわしい靴や服装でこそ不安なく楽しめます。
そろそろ紅葉の時期を迎えます。
入山日 10月4日

天生湿原は紅葉のピークに近づいています。ここ数日が見ごろでしょう。
天候が崩れる月曜日明けと踏んでいます。

原生林は意外とまだピークには遠い感じでした。
色づきが目立つのはツタウルシなどの漆種。
鮮やかだからといって触らないように気をつけて。
来週以降になり、ブナやカツラが黄葉すると想像します・・・。

籾糠山頂上は紅葉のピークを迎えています。
頂上から見下ろすと、木平湿原のある原生林は今度の週末がピークと見られます。
連休には大勢の登山客が訪れることでしょう。
頂上は狭いので、早めの登頂をおすすめします。
また紅葉見物で峠を行き来する観光客の車で林道が混雑すると予想されます。
遅いと駐車場に入れないこともありますのでご注意。

下山はコースを替えて、ブナ探勝路を歩きました。
歩き始めてすぐに目に入るのはびっしりとキノコが生えた倒木。
その生命力というか美しさに驚かされます。
こちらもツタウルシが真っ赤。ブナはまだこれからです。
籾糠山往復は一般的に約4時間。歩き慣れない人でも5時間あれば往復できます。
入山するには500円の公園環境保護協力金を払います。
登山道は適度に整備され、気持ちの良い山歩きが楽しめます。
自然を活かす整備が施されていますので、ぬかるんでいるところもあります。渓流を越えることも。
トレッキングにふさわしい靴や服装でこそ不安なく楽しめます。
2008年10月02日
千町尾根へ
遅くなりました。ようやく登山レポート提出です。
月末から忙しいのに山に出かけ、おかげで仕事(や私事)がばたばたと・・・。この間ブログをアップしていたらひんしゅくを買ったかも、です。とりあえず少しずつ記録してはいましたが。
●高根町神立原から千町尾根まで
◎入山日 9月28日 日帰り
◎天気 曇り
◎行程
高山市内発<5:30>〜高根町アイミックス自然村オートキャンプ場<7:00>〜林道を入りゲート前まで・入山<7:15>〜長い林道を歩き登山道入口<8:00>〜中洞権現ノ尾根(座頭ノ原経由)<8:54>〜森林限界<10:10>〜中洞権現(千町尾根と合流)<11:25>〜皿石原<11:43>〜剣ケ峰を諦めて休憩〜下山<12:40>〜林道ゲート<16:00>〜高山<17:10>
レポートの前に、現在の飛騨側にある剣ケ峰への乗鞍登山道について。
畳平を経由する場合は乗鞍スカイラインで乗り入れか、平湯温泉から桔梗ヶ原への登山道を登るかになります。スカイラインが観光道路として一般的になる前は、朝日町の青屋から千町尾根を越えて乗鞍に行く登山道が明治時代からあったということです。こちらは地域の方々の努力で最近整備が進み復活しました。剣ケ峰まで登り片道9時間ほど。日帰りで往復するなんて、わたしには気が遠くなりますね。
千町ヶ原の湿原を見に行くなら、とても気持ちいい山行ができそうです。
他にも丸黒山から千町尾根、子ノ原高原から千町尾根、野麦ノ森尾根から剣ケ峰などの登山道がありましたが、このうち入山可能なのは丸黒山からのルートだけです。
しかし国立乗鞍青少年交流の家から入山する丸黒山からのルートは距離が長く、途中で避難小屋やテントを利用する必要があります。剣ケ峰まで日帰りした人もありますが、特に下山時に疲労等で事故を起こしかねません。この体験者は焦りと疲労で楽しい登山ではなかったと言っています。
唯一、剣ケ峰へ日帰り往復が可能なルートが、今回登った中洞権現ノ尾根をたどるコースです。
しかし夏のシーズン前(あるいはシーズン中も)に入山しても、刈り払われていない笹に覆われた登山道にはばまれ、尾根にたどり着く前に撤退を余儀なくされるでしょう。
写真は登山口。足を踏み入れる際に、ちょっと他の登山道とは違う雰囲気を感じました。
その訳はしばらくすると分ってきました。

刈られた笹に覆われた登山道。実は笹の下は道ではなくて、斜面です。

中洞権現ノ尾根に着くまでは、こうした斜面歩きが続きます。なんとなく登山道が悪い予感があったので、普段は持たないストックをザックに収納してきたので助かりました。

途中、御岳や中央アルプスが展望できます。

木曽駒ケ岳や空木岳が遠望できます。

中洞権現ノ尾根にルートはさしかかった様です。後で確認してみると、ここからしばらくの比較的平坦な道は座頭ノ原と呼ばれている場所でした。
小さな広場のような場所から笹に囲まれた狭い登山道に入る辺りから尾根の登りの始まりです。

この道も刈られた笹に覆われていますが、今度はコケの付いた滑りやすい石が隠れていました。
石の間に水が溜まっているところからすると、雨の降った時この道は渓流と化すかもしれません。雨が降ると予想される日の入山は控えた方が良さそうです。
針葉樹林帯からやがて少し明るくなってくると、突然目の前に岩山が現れます。

この岩山を越えると森林限界に出て、一気に視界が開けます。

左手に千町尾根が見えています。火山岩の岩群をパスして、ハイマツの中へ。
このハイマツがくせ者でした。登山道を枝が覆ってしまい、どこがルートか判別しにくいのです。自然保護のため刈ってはいけないことになっているのか!?
しかし道を見失ってしまった自分は戻ることもできなくなり、仕方なくハイマツを踏んでしまうことに。これではかえってハイマツを痛めてしまいます。
登山道をなんとかトレースしていると、今度は胸の辺りまで伸びたハイマツに行く手を阻まれます。確かに登山道なので、ハイマツをかきわけて進みました。

ハイマツ漕ぎを終えて、振り返ると、ようやく展望を楽しめるようになりました。

中洞権現ノ尾根の向こうに御嶽が望めます。中央アルプス、北アルプスの見晴らしもよく、青少年交流の家から丸黒山、その先の千町ヶ原には避難小屋が見えます。すっと延びた千町尾根がじつに美しい。
尾根の合流点には石仏が2体。祠はありませんが、これが中洞権現なのでしょうか。

ここから右へ進めば、乗鞍岳へ。尾根の先は切れ落ちだ断崖。登山道はその手前を皿石原に降りて、ふたたび登ります。

乗鞍岳の左が屏風岳。右は大日岳です。剣ケ峰はまだ見えません。
わたしはここで引き返したので、剣ケ峰は見えずじまいでした。それが心残り。
しかし冷たい風が尾根を吹き渡り、岩陰で休息していても風が巻いてきます。

ふと見ると、地面に霜柱が立っていました。もう昼なのに。
ここはすでに冬間近です。次の日の乗鞍に初冠雪があったのも頷けますね。
最後に千町尾根から見た御嶽です。遮る山がないので、条件が整えば素晴らしい展望でしょう。
月末から忙しいのに山に出かけ、おかげで仕事(や私事)がばたばたと・・・。この間ブログをアップしていたらひんしゅくを買ったかも、です。とりあえず少しずつ記録してはいましたが。
●高根町神立原から千町尾根まで
◎入山日 9月28日 日帰り
◎天気 曇り
◎行程
高山市内発<5:30>〜高根町アイミックス自然村オートキャンプ場<7:00>〜林道を入りゲート前まで・入山<7:15>〜長い林道を歩き登山道入口<8:00>〜中洞権現ノ尾根(座頭ノ原経由)<8:54>〜森林限界<10:10>〜中洞権現(千町尾根と合流)<11:25>〜皿石原<11:43>〜剣ケ峰を諦めて休憩〜下山<12:40>〜林道ゲート<16:00>〜高山<17:10>
レポートの前に、現在の飛騨側にある剣ケ峰への乗鞍登山道について。
畳平を経由する場合は乗鞍スカイラインで乗り入れか、平湯温泉から桔梗ヶ原への登山道を登るかになります。スカイラインが観光道路として一般的になる前は、朝日町の青屋から千町尾根を越えて乗鞍に行く登山道が明治時代からあったということです。こちらは地域の方々の努力で最近整備が進み復活しました。剣ケ峰まで登り片道9時間ほど。日帰りで往復するなんて、わたしには気が遠くなりますね。
千町ヶ原の湿原を見に行くなら、とても気持ちいい山行ができそうです。
他にも丸黒山から千町尾根、子ノ原高原から千町尾根、野麦ノ森尾根から剣ケ峰などの登山道がありましたが、このうち入山可能なのは丸黒山からのルートだけです。
しかし国立乗鞍青少年交流の家から入山する丸黒山からのルートは距離が長く、途中で避難小屋やテントを利用する必要があります。剣ケ峰まで日帰りした人もありますが、特に下山時に疲労等で事故を起こしかねません。この体験者は焦りと疲労で楽しい登山ではなかったと言っています。
唯一、剣ケ峰へ日帰り往復が可能なルートが、今回登った中洞権現ノ尾根をたどるコースです。
しかし夏のシーズン前(あるいはシーズン中も)に入山しても、刈り払われていない笹に覆われた登山道にはばまれ、尾根にたどり着く前に撤退を余儀なくされるでしょう。
写真は登山口。足を踏み入れる際に、ちょっと他の登山道とは違う雰囲気を感じました。
その訳はしばらくすると分ってきました。

刈られた笹に覆われた登山道。実は笹の下は道ではなくて、斜面です。

中洞権現ノ尾根に着くまでは、こうした斜面歩きが続きます。なんとなく登山道が悪い予感があったので、普段は持たないストックをザックに収納してきたので助かりました。

途中、御岳や中央アルプスが展望できます。

木曽駒ケ岳や空木岳が遠望できます。

中洞権現ノ尾根にルートはさしかかった様です。後で確認してみると、ここからしばらくの比較的平坦な道は座頭ノ原と呼ばれている場所でした。
小さな広場のような場所から笹に囲まれた狭い登山道に入る辺りから尾根の登りの始まりです。

この道も刈られた笹に覆われていますが、今度はコケの付いた滑りやすい石が隠れていました。
石の間に水が溜まっているところからすると、雨の降った時この道は渓流と化すかもしれません。雨が降ると予想される日の入山は控えた方が良さそうです。
針葉樹林帯からやがて少し明るくなってくると、突然目の前に岩山が現れます。

この岩山を越えると森林限界に出て、一気に視界が開けます。

左手に千町尾根が見えています。火山岩の岩群をパスして、ハイマツの中へ。
このハイマツがくせ者でした。登山道を枝が覆ってしまい、どこがルートか判別しにくいのです。自然保護のため刈ってはいけないことになっているのか!?
しかし道を見失ってしまった自分は戻ることもできなくなり、仕方なくハイマツを踏んでしまうことに。これではかえってハイマツを痛めてしまいます。
登山道をなんとかトレースしていると、今度は胸の辺りまで伸びたハイマツに行く手を阻まれます。確かに登山道なので、ハイマツをかきわけて進みました。

ハイマツ漕ぎを終えて、振り返ると、ようやく展望を楽しめるようになりました。

中洞権現ノ尾根の向こうに御嶽が望めます。中央アルプス、北アルプスの見晴らしもよく、青少年交流の家から丸黒山、その先の千町ヶ原には避難小屋が見えます。すっと延びた千町尾根がじつに美しい。
尾根の合流点には石仏が2体。祠はありませんが、これが中洞権現なのでしょうか。

ここから右へ進めば、乗鞍岳へ。尾根の先は切れ落ちだ断崖。登山道はその手前を皿石原に降りて、ふたたび登ります。

乗鞍岳の左が屏風岳。右は大日岳です。剣ケ峰はまだ見えません。
わたしはここで引き返したので、剣ケ峰は見えずじまいでした。それが心残り。
しかし冷たい風が尾根を吹き渡り、岩陰で休息していても風が巻いてきます。

ふと見ると、地面に霜柱が立っていました。もう昼なのに。
ここはすでに冬間近です。次の日の乗鞍に初冠雪があったのも頷けますね。
最後に千町尾根から見た御嶽です。遮る山がないので、条件が整えば素晴らしい展望でしょう。

