2008年09月17日

奥大日岳に日帰り

奥大日岳
◎9月15日(祝)日帰り
◎行程
立山駅<7:00>〜室堂<8:20>〜雷鳥平<9:10>〜新室堂乗越<9:28>〜室堂乗越<9:42>〜2511ピーク<10:10>〜奥大日岳頂上<10:49>〜2611ピーク・昼食<11:05>〜下山<11:53>〜雷鳥平<13:20>〜室堂<14:07>〜立山駅<15:30>

室堂から一の越へ向かう観光客は多いのですが、雷鳥沢に降りる人は極端に減ります。そこからさらに登山道に入る人は少なく、静かな山歩きが楽しめます。
登山道は雷鳥沢から別山乗越(剣御前小舎)方面と新室堂乗越方面に分かれます。奥大日岳は新室堂乗越へと登ります。花期の終わったチングルマが風に揺れ、大日三山が花の山であることを実感します。
目的の劒岳展望は、室堂乗越までおあずけ。ようやく見えてきた時は、焦らされたせいか感動します。

2511ピークを越え、2611ピークの下を迂回して尾根へと乗り越すと、奥大日岳の頂上が目の前に。


狭い頂上からは、ぐるりと展望が楽しめます。
目の前に早月尾根がのびる劒岳。

立山三山、薬師岳、北アルプス南部まで見えています。


途中で抜いてきた団体が到着する前に、狭い頂上から離れることにしました。先ほど下を通ってきた2611ピークに尾根を歩いて移動しました。ここが大日三山の中で一番高い地点です。劒岳も先程より間近に見られ、雪渓の残る谷まで見下ろせました。


弥陀ケ原、天狗平に蛇行する河のような立山有料道路。ここから望めるのは薬師岳、立山連峰、そして北アルプス南部まで。雄大なスケール感は、わたしの撮影では伝わりません、トホホ・・・。


奥大日岳は草紅葉が始まっていました。今月末がおすすめです。  

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2008年09月15日

奥大日岳で雷鳥のヒナに遇う

奥大日に登ってきました。
時間も無いので、下山途中で出くわした雷鳥のヒナ(親鳥並みに大きくなっています)を
先にアップ。なぜか土浴びの真っ最中で、夢中になっていました。
  

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2008年09月14日

明日は奥大日岳へ

今日の高山盆地は快晴。北アルプスの山々も美しい一日を迎えたようです。今日は日曜なのに、市の行事に出なくてはならず、せっかくの一日を諦めました。
飛騨地方の明日は午前中に晴れ間が残りますが、午後からは次第に天候が悪化するとのこと。また北アルプス南部(槍・穂高)は朝から霧、午後には雨が降るらしいです。

明日の富山方面なら比較的天候が良いようで、以前から実行したかった日帰りプランを行うことにしました。
それが室堂から奥大日岳を往復するプランです。
なかには、大日三山を日帰りで縦走する山行レポートもネット上にはありますが、(急いで歩くことは止めたので)夕方明るいうちに帰宅するためには無理な行程です。
奥大日岳までなら(今年初めての)間近な劒岳眺望を楽しみ帰ってこられます。

立山から見た大日三山(手前から奥大日岳、中大日岳、大日岳)。標高が一番高いのが奥大日岳(三角点2605m)。・・・実際の奥大日岳の最高点は少し手前の2611m地点にあります。

明日は早起きして、立山駅始発(7:00)に乗るつもり。ガンバルぞ。  

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2008年09月12日

飛騨山岳会記念登山

ここ数日の好天に、山ヤの皆さんはウズウズしていたことでしょう・・・!?
ようやく週末になったというのに、明日の北アルプスは天候が崩れるようです。
>>ご参考までに 明日の槍ケ岳の天気
特に午前中から雷雨があり、激しく降った山域では沢での増水に注意が必要になります。
明日から山に入られる方は安全にご留意ください。

折しも飛騨山岳会の方たちが、明日から笠ケ岳記念登山に挑みます。
高山グリーンツアーでお世話になっている山岳ガイド大野さんも参加。
皆さん、無事に完登されることを祈っております。


秋の笠ケ岳(2007.10.10)  

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2008年09月10日

山げしき

9月の山を写真に収めたものを、いくつか見ていただきます。高山は朝晩涼しくなりましたが、まだまだ残暑厳しいところもあるとか。9月にもなると、山は秋の兆しが見えてきます。
山行のレポート写真とはちょっと違った雰囲気だと思うのですが。


撮影場所は上高地から登って焼岳小屋に到着する直前の斜面。汗だくになり、ふと見上げた時、抜けるような青空に月が浮かんでいました。真昼の月見。


奥丸山から見た南岳から中岳への稜線に一筋の雲。これだけ太いと飛行機雲とは思えませんが、この辺りはジェット機の飛行訓練のコースだとか。天高く・・・。


夕暮れの雲海。手前の山に押し寄せているのものは岩に打ちつける波のよう。遠くに孤島のように見えるのは白山です。9月下旬、空気が凛としてきます。

ここでPR。
秋の登山ツアーへのご参加をお待ちしております。
詳しくは高山グリーンツアー「秋の登山・山歩きツアー」をご覧ください。  

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2008年09月09日

焼岳登山その2

焼岳(標高2455.5m)
◎入山日 2008年9月7日(日)
◎飛騨山岳会・KONG共催「健康登山教室」
◎参加 男性5名、女性11名、ガイド2名<計18名>
◎行程 高山<6:10>〜安房峠経由・中の湯登山口<7:30>〜1972ピーク<8:50>〜新旧登山道分岐<9:48>〜焼岳頂上・昼食<11:10>〜下山<12:00>〜中の湯登山口<14:50>〜平湯の森<15:20〜16:00>〜高山<17:00>

中の湯からのルートは、樹林帯がぬかるんだ道の連続で気を使いました。それを除けば森が深く気持ちのいい登山道です。


入山してしばらくはゆるやかな勾配ですが、やがて急登が始まります。

しかし1972ピークを越えた辺りからゆるやかな道に。森も少し明るくなりました。

旧道との分岐を過ぎると、焼岳への約1.5kmはふたたび急登となります。前方には目指す焼岳が望めるのですが、なかなかたどり着きません。

ようやく北峰と南峰の間にあるコルに到着。火山活動でできた火口跡が見下ろせます。

北峰から噴き上る水蒸気。強烈な硫黄の匂いがします。
人が立っているのが北峰の頂上。コルから岩場を北峰直下の鞍部へと上り、頂上には右側へ回り込むように登ります。

すばらしい眺望が楽しめる焼岳の頂上ですが、まわりの山はすべて雲をかぶっていました。
やがて焼岳にも深い霧が上ってきたところで下山となりました。

登山から2日後の今日は朝から快晴。久しぶりに北アルプスが高山から望めました。
秋に向かい、山の天気は良くなってきそうです。  

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2008年09月07日

焼岳登山


本日の焼岳北峰、午前10時8分に登山道から見上げる。
他の北アルプスの峰々、穂高連峰・笠ケ岳、乗鞍まで雲と霧に隠れている中、幸運にも焼岳は上空が青空。
参加者全員、無事完登した(お疲れさまでした!)飛騨山岳会・KONG共催の健康登山でした。
もう少し詳しくは次回に。  

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2008年09月05日

低山バンザイ〜その3・丸黒山

丸黒山(標高1956.3m)
累積標高差:約895m 歩行距離:約11km
行程
国立乗鞍青少年交流の家<10:20>〜日影平<10:40>〜岩井谷乗越<10:54>〜旧道分岐<11:08>〜枯松平山<11:32>〜枯松平休憩舎(避難小屋)<11:42>〜ガンバル坂<00:00>〜白山見晴台<00:08>〜池見台<00:43>〜丸黒山頂上<00:51>昼食〜下山<13:15>〜日影平<14:44>〜交流の家<15:00>

乗鞍岳剣ケ峰へ続く登山道に丸黒山はあります。国立乗鞍青少年交流の家(旧国立乗鞍青年の家)に宿泊する生徒の研修登山にも使われる山です。
そのため非常に良く整備された登山道になっていますが、昨年までは頂上手前1.5km〜1kmの道(白山見晴台から池見台手前まで)がところどころ崩れかけていました。現在は階段がつけられ、危険な場所はほとんど無くなりました。

登山道の様子を写真に撮りました。

枯松平山頂上。尾根を通過する新道を登り降りすると最後に通過します。一方の旧道は少し荒れていますが、巻道なので新道にくらべて登り返しが少なくて済みます。行きと帰りで替えるのがおすすめです。ただ、雨が強い時は沢筋を越える旧道は避けた方がいいでしょう。

新道と旧道の合流する枯松平休憩舎です。ここまでは遊歩道の趣が強い登山道ですが、この先から急登が続き登山らしくなります。

通称ガンバル坂。何を頑張るかはご想像の通り。
面白いのが、坂の左右で植生が全く違います。向かって右が落葉松などの針葉樹林。左にはダケカンバなどの広葉樹林です。
途中、平坦地の白山見晴台でひとやすみ。今度は根性坂が始まります。

急登が終わり、池見台に到着。久しぶりに乗鞍が展望できると期待していましたが、見事に何も見えませんでした。霧がなければこんな風に乗鞍が展望できます。


頂上では学生さんの団体が先着していました。

頂上からは乗鞍岳だけでなく、笠ケ岳、穂高・槍ケ岳の山並み、そして遠く白山までも展望できるはずです。
その証拠。北アルプス南部の雄大な景色。


登山道が整備し直されたので、高山グリーンツアーのコース候補のひとつになりそうです。
ただいま、この秋の登山ツアーへのご参加を募っています。
◎日本二百名山・位山<10月30日入山>
◎原山から松倉山縦走<11月1日入山>
詳しくは左のバナーからツアーページへどうぞ。  

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2008年09月03日

飛騨百山が出版

先日話題にした飛騨山岳会創立百周年記念事業「ふるさとの山 飛騨百山」が書店の店頭に並びました。
さっそく購入。
1,575円。B5・本文193ページ、カラーグラビア10ページ。
※この記事を載せた日に、飛騨百山のネット販売のお知らせをいただきました。
詳しくは飛騨山岳会「ふるさとの山飛騨百山」へどうぞ。

表紙カバーは鏡平の鏡池に槍ケ岳が映っている写真です。多分、かの小池潜さんの有名な写真。

何せ百山ですから、わたしには聞いたこともない山も紹介されていて。

巻末には百山のグレードや登山道の有無が表にまとめてあります。登山道がないため積雪期でないと登れない山が21山、笹藪を漕いでなら登れる山も3山。
山岳会の方たちによる各山の紹介はコースの解説というよりは、担当した山への思いの深さが感じられる文章が中心です。山によっては話がつきないのでは。
そのためか、文に添えられた地図は概略図です・・・face01。本当に登りたければ、詳しいことは自分で調べろということですね。これを参考に1/25000の地図読みもしなくては。


飛騨の山を愛する人にはおすすめの一冊です。
また飛騨センターでの特別展も開催中<9月15日まで>。  

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2008年09月01日

焼岳へ健康登山

まず高山グリーンツアーではないことをお断わりして、
今週日曜日(9月7日)に行われる第82回健康登山教室(飛騨山岳会、KONG共催)の話題を。
開催が間近に迫り、定員まであとわずかとなりました。

概要〜KONGにおいて事前申し込みが必要(参加費前払いのため出向く必要があります)
◎申込先:登山・アウトドア用品専門店KONG 高山市安川商店街・高山別院向い
◎目的地:焼岳
◎期日:平成20年9月7日(日)
◎行程:高山ビッグアリーナ集合・出発<6:00>〜中の湯登山口<7:30>〜焼岳頂上・昼食<11:30>〜下山<12:30>〜中の湯登山口<15:30>入浴〜高山ビッグアリーナ解散<18:00>
◎テーマ:行動食あれこれ 行動食・おやつを交換しよう
◎参加費:4,000円(バス、保険料他)
 入浴料は別
◎装備・服装:夏山装備一式(詳しい内容は申し込み時にKONGにて渡します)、昼食、水、間食を各自用意 !!ヘッドランプ必携!! お風呂道具(登山中はバスに置いていきます)
講師は飛騨山岳会の諏訪さんと黒木さんが担当します。

わたし個人は、焼岳には上高地から登り中尾に下りたことがあります(なかなか大変でした)。中の湯のコースは比較的短いこともあり、最近人気が出てきました。また、初心者ではなく、初級者向けのコースだということを伝えておかねばなりません。つまり、難しくはないけれど(装備も含めて)登山経験が必要だということです。登山とハイキングは別のものだと考えてください。

写真は、以前登った時の焼岳の様子。

中の湯コースから見た焼岳北峰です。この時は上高地側から登ったので、中の湯側に少し降り南峰直下から撮影しました。


北峰の直下にある鞍部(上の北峰写真右側のへこんだ所)から噴煙のあがる脇を頂上へと登ります。高さはそれほどでもないので、頂上への時間はあっけないくらいです。


雲や霧がなければ展望はすばらしい。写真は穂高連峰を望んでいます。雲がかかり山容がほとんど見えません(顔をのぞかせているのは前穂と吊り尾根)が、間近に見えるので迫力があります。反対側には入山禁止の南峰と乗鞍岳が見えます。運が良ければ御岳山、白山まで見渡せます。
当日の天気予報は曇り。ここしばらく高山市街から北アルプスが望めません。今日も厚い雲に被われていました。なんとか回復してほしいものです。  

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2008年08月29日

山に行けない時は

天候が良くない日が続いています。この夏は特にからっとする日がほとんどありませんでしたね。
北アルプスにも何度か登る機会がありましたが、いつも霧が深くて展望がよくない日ばかりでした。
山に登れない日は時々ネットでライブカメラを見ています。
特に槍ケ岳山荘のライブカメラが気に入っています。あの槍の穂先がいつでも(夜は無理ですが)眺められるのですから。

今日の午後2時40分のライブカメラ映像です。
昨日から天候の悪い一日でしたが、この時間は槍ケ岳頂上は雨が上がったようです。気がつくと画面には小さな子供が映っています。山荘のご家族のお子さんでしょうか。となりの親と思われる人がザックをかついでいるので、多分登山者なのでしょう。

思い起こせば、今年の梅雨はいつのまにか明けていました。
そして台風でもないのに局地的豪雨に頻繁に見舞われる夏でした。
槍ケ岳LIVE!のアドレスはhttp://www.mcci.or.jp/www/yarigatake/live.htm  

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2008年08月27日

山とひだびと・飛騨センター特別展

現在、飛騨・世界生活文化センターのミュージアムひだで、飛騨山岳会創立100周年記念特別展が開かれています。
9月15日までの開催です。

飛騨山岳会は日本山岳会の次に歴史が古く、設立は1908年(明治41年)でした。設立趣意には登山の普及と文芸、学術、教育、宗教に貢献するとあり、単なる登山家の集まりではなかったようです。
展示にもそうした考えが活かされ、かつて山を生活の糧にしていた飛騨人の暮らしや歴史も見ることができます。その点でも飛騨山岳会は、日本各地の山岳会とは一味違う特異な存在と言えるのかもしれません。
もちろん飛騨山岳会設立にまつわることや、その後の歩みも知ることができます。
会場の撮影は禁止されているので、ブログで紹介できるのは告知チラシと入口で渡される飛騨センターの機関誌「ひだの散歩道」くらいなのが残念です。興味のある方は会場へどうぞ。


今回の「ひだの散歩道」には、特集だけでなくその他の記事も山に関することで埋められています。個人的にも興味深い記事があり、企画展との連動でさらにおもしろく読むことができました。
なかには飛騨山岳会が選定した「ふるさとの山 飛騨百山」マップがあり、7月にはその本が出版されたはずなのですが、わたしはまだ見ていません。ぜひ手に入れたいと思っています。
  

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2008年08月24日

秋のツアーのご案内

秋の登山ツアーはすでにご紹介しましたが、飛騨のインタープリター(自然案内人)がガイドするツアーも実施いたします。
インタープリターは「飛騨インタープリターアカデミー」を修了したプロの自然案内人で、飛騨地方の動植物の知識や自然の不思議、そして飛騨の文化に精通しています。またインタープリター(翻訳者とも訳される)は、人々にそれを分かりやすく伝える訓練も受けていて、プロならではのガイドが楽しめます。
この秋のツアーは4つ。

◎野山の木の実・薬草で薬種づくり
9月12日(金)泊・13日(土)実施
薬剤師でもあるインタープリター今井正人氏が薬酒にできる木の実や薬草をいっしょに採集。薬酒づくりの方法をお教えします。


◎秋の乗鞍岳〜畳平 バードウォッチング
9月20日(土)泊・21日(日)実施
高地に生息する野鳥の観察や撮影をインタープリターが指導いたします。秋が始まった乗鞍では、この時期に移動してしまう野鳥もたくさんいますので、今年はこの機会が最後かも。


◎キノコ名人〜石橋智と行くキノコ狩り
9月22日(月)泊・23日(祝)実施
キノコに詳しいインタープリター石橋智氏が、キノコ狩りのポイントや食べられるキノコと毒キノコの違いをお教えします。


◎秋の高山祭〜布袋台 からくり練習見学
10月3日(金)泊・同日実施
いよいよ始まる秋の高山祭にむけて、練習を重ねる屋台組におじゃまして、からくり操作の練習を見学します。飛騨高山の文化に詳しいインタープリターがご案内しますので、おもしろさも倍増です。

詳しくは高山グリーンツアーのページをご覧ください。  

2008年08月23日

低山バンザイ2〜福地山

飛騨地方の低山に久しぶりに登ってきました。
福地山は奥飛騨温泉郷福地温泉にあり、平成16年に登山道が作られました。

8月22日(土)
行程:入山口(旧化石館)<9:00>〜無然平<9:50>〜福地山頂上<10:40>・休憩<11:00>〜入山口<12:10>
※所要時間は個人的なものです。

新しい登山道なので「岐阜県の山」(山と渓谷社)で紹介されたなかでは整備された登山道と評価されています。しかし最近は道の表面の土が流されガレ始めています。特に雨が水流となって登山道を削り、広い範囲で溝ができていました。以前は運動靴でも登れる状態でしたが、現在はいわゆる普通の登山道に変化してきています。


福地山の魅力は、北アルプスの展望です。
メインの登山道から分岐して展望台を経由する道がありますが、元の道に合流するので道に迷うことはありません。しかし旧道にあたる谷側を歩く道は少し荒れています。途中にある東屋には熊が爪を削ったと思われる跡が多数あり、通行をお勧めできません(今年の春にこれを見た時にぞっとしてから通ることをやめました)。

旧道と合流する地点が無然平です。頭部が体にくらべ大きい、少しユーモラスな篠原無然の小さな像があります。無然は飛騨で教育に力を注いだ人物で、この地に庵を結んでいたということです。

写真は第2展望台から少し登ったところから撮りました。ちょうど雲が少し切れるタイミングでラッキーでした。・・・第2展望台は見晴らしが良いとは言えません。
しばらく登ると分岐があり、左の道は第3展望台を経由します。こちらの展望台はなかなか良い見晴らしです。西側にある直前の山(斜面が崖になっていて面白い形状です)も見ることができます。今回は北アルプスに雲がかかり、展望がよくなかったので寄りませんでした。


頂上です。かなり雑草が生い茂っていました。展望が楽しみな山ですが、北アルプスは雲の中。奥穂高や槍ケ岳の頭がちょっと見えます。
運が良ければ、南に乗鞍、近くに焼岳、そこから続く穂高連峰から槍ケ岳が見渡せます。左には目前の山から笠ケ岳が顔をのぞかせています。今年の春に撮った頂上からの展望(右から焼岳〜中尾峠〜穂高連峰〜南岳〜中岳〜槍ケ岳)をアップしておきます。

笠ケ岳もこんなふうに見えています。
  

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2008年08月21日

登山遭難の本


ここ何日か、暇を見つけて読んでいた本がこの2冊。楽しいはずの登山ツアーを企画するものにとって、あまり強調するのはどうかという思いもあるにはありましたが、やはりご紹介しなくてはと考えました。
どちらもテーマは遭難です。
わたしも含めて登山愛好者は避けて通りたいテーマです。特に初心者やこれから登山を始めたいと思っている方にとって、本屋の書棚に並んでいても手に取るのは気が向かないことでしょう。・・・正直、わたしもツアーを企画する立場でなければ読もうと思わなかったかもしれません。

しかし滑落や道迷いなどの遭難は確実に増えており、「山の遭難・生きた還った」(永田秀樹編・東京新聞出版局)によると2003年の遭難発生件数は1358件、遭難者1666名、死者・行方不明者230名以上と言います。1日に約4件の遭難が日本のどこかの山で発生していることになります。
5年後の今もこの数は増加しており、2007年の遭難件数は1417件、遭難者数1853名、死者・行方不明者は278名です。(警察庁「山岳遭難の概要」)

前述の「山の遭難・生きた還った」は、遭難のさまざまな事例の中から危機的状況から帰還することができたものを取り上げ、いかにして乗りきることができたかを検証しています。
事例の中には軽いハイキング程度となるはずだったものが、道を誤りさらに地図を持っていなかったために12日間も山中をさまよう羽目になった、登山愛好者の誰にでも起きそうなものもあります。
ある程度の経験を積んだ人にとっても、本書の「セルフレスキュー」という提案は参考になるでしょう。
これを読んだら登山が恐くなると言うことはなく、登山への強い気持ち(心構え)が生まれてくると感じました。

もう一冊は、気象を原因とする遭難を取り上げた「ドキュメント気象遭難」(羽根田治著・山と渓谷社)。先日起きた白馬岳大雪渓の崩壊事故のように、気象による自然現象が時に重大な遭難事故を発生させます。年末に起きた槍平小屋での雪崩事故も記憶に新しいところです。また山では雷が発生しやすく、雨を避けたつもりの林の中で落雷に遭うこともあります。
こうした気象遭難を避けるには、気象予報を役立てることが重要ですが、判断を誤ることもあり事故が耐えません。本書は綿密な取材等により、迫真のドキュメントで構成されています。
行動のどの時点で決断をするべきだったか、もしその立場になった時の参考になるでしょう。

これらは登山初心者はもとより、十分な経験者にも読んでおいてほしいと思いました。もちろん登山ツアーの企画にも多いに役立てたいと考えています。  

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2008年08月18日

西穂高岳で出会う

高山植物の花見もそろそろ終わり。山荘の回りにはまだトリカブトが咲いています。
丸山から西穂高岳までの登山道で目立っているのは白いトウヤクリンドウです。

まだ完全に開花していないのが多いので、しばらくは楽しめそうです。
同じ仲間のミヤマリンドウも咲いていましたが、わずかです。

そんななか、イワベンケイの雌株を発見。雄株の黄色い花にくらべるとひっそりと咲いているので目立ちません。葉の上には露が所狭しと並んでいました。


西穂独標を下ったところで、野鳥が突然飛んできました。

イワヒバリです。エサ探しに忙しそうでした。

冬には高い山を下り、低山でも見られるようになります。
北アルプスの稜線では、すでに秋に向かって野鳥たちが活発に動いているようです。
これまではハイマツに隠れるように活動していたのに、こうして人間の目の前に姿を現すようになりました。  

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2008年08月17日

ピークハント_西穂高岳

西穂高岳
◎8月17日(日) 日帰り
◎行程(所要時間は個人的なもので一般的ではありません)
西穂高口入山(7:30)〜西穂山荘(8:40)〜西穂独標(9:40)〜ピラミッドピーク(10:03)〜西穂高岳(10:45)・昼食(霧が晴れるのを待つ)〜西穂高岳下山(11:45)〜独標(12:40)〜西穂山荘(13:30)〜西穂高口(14:30)

夏休み期間中に新穂高ロープウェイの始発時間が7;15(しらかば平駅)と早くなっています。昨日(16日)までのお盆期間中はさらに1時間早くなっていました。
日帰りで西穂高を往復するには適した時期と言えます。

あいにく霧が深く、視界がまったく利きませんでした。
雄大な展望を撮ることができなかったので、西穂高までの3つのピークを見ていただきます。
まずは西穂高独標。


続いて、ピラミッドピーク。


西穂高岳を目前にした岩場。独標から続く厳しい岩陵帯です。


そして西穂高岳頂上。

霧で後方がまったく見えません。1時間程ねばりましたがダメでした。ここからは北方向に奥穂から槍ケ岳へと続く雄大な風景が展望できるはずなのですが。

残念な山行でしたが、霧のお陰で雷鳥に出会えました。人間を恐がらないので、1m程に近づいたのですが逃げません。こんなに間近に見られます。
  

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2008年08月14日

秋の登山ツアー受付中

夏真っ盛りですが、そろそろ秋の登山ツアーをご案内します。
飛騨地方でも北アルプスなど標高の高い地域は紅葉の見ごろが10月上旬、高山の市街地では11月上旬ころとなります。とは言え、なかなか予定通りにはいきません。
秋のツアーでは、高山市街地からも近い2つのコースを選びました。
紅葉も楽しめると踏んでいますが、乞うご期待ということで。


まず最初のコースは「位山」です。
二百名山に数えられており、飛騨の歴史に深く関係している山でもあります。
ふもとにモンデウス飛騨位山スノーパーク(スキー場)がありますが、実際は位山ではなく大奈山のふもとにあります。正式な入山口のツメタ林道終点にはトイレや神社もあります。
ツアーでは、車で悪路のツメタ林道に入り入山。位山頂上に登り、下山はスキー場ゲレンデを利用します。
入山口と下山口が異るコース取りで、位山をすみずみまで楽しんでいただけます。


もう一つは「原山」と「松倉山」を縦走するコースです。
どちらも高山市民に親しまれてきた山で、原山はスキー場として、松倉山は城跡のある散歩コースとして知られています。
しかし原山にはトレッキングコースが整備されて、なかなか面白い軽登山が楽しめることはあまり知られていません。わたしの仲間内のお気に入りの低山で、毎年冬に登るツアーを組んでいるほどです。
ツアーでは、原山を登り、松倉観音に下り、松倉城趾で展望を楽しみながら昼食に。松倉山を下山し、ついでにふもとにある「山岳資料館」を見学します。
なかなか面白いコースだと自負するほどの企画です。地元の方もぜひご参加ください。  

2008年08月13日

白山〜花の山

白山登山レポの最後は、やはり高山植物にしたいと思います。
やはり格段に花の種類は多かったと感じます。花の詳しい説明はいたしません(できません、が正しいですがface10)。興味のある方は高山植物の図鑑で調べてみてください。

◎ハクサンコザクラ

◎ハクサンコザクラの群生。黄色い花のミヤマダイコンソウも多く見られました。

◎ヨツバシオガマ

◎クルマユリ

◎アオノツガザクラ

◎ミヤマホツツジ

◎タカネマツムシソウ

◎タカネナデシコ

◎ニッコウキスゲだと思いますが、生えている場所がらしくありません。

◎風に揺れるイブキトラノオ

◎ミヤマリンドウ

◎ハクサンフウロ

◎花びらが落ちたチングルマ


じつはまだまだ花が咲いていたのです。クロユリやイワギキョウなど、群生している種類も多くありました。遅い春と短い夏が訪れる日本の高山地帯は花の宝庫です。  

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2008年08月12日

白山池巡り

白山のピークは3つ。御前峰、剣ケ峰、そして大汝峰です。
その峰に囲まれて、雪解け水をたたえる池があります。
室堂から御前峰に登り、火山の雰囲気がただよう池巡りを楽しみます。
ガレた坂を下ると、御前峰のふもとに油ヶ池。

剣ケ峰のふもとには紺屋ヶ池。残雪が厚く硬く、冬の間の豪雪が想像できます。


剣ケ峰の尾根に隠れて、翠ヶ池があります。
池巡りのコースをたどると、大汝峰のふもとに見えてきます。

池の奥は急斜面で切れ落ちているようです。雲がそこから池の上へ漂ってきます。

大汝峰には登らず、カーブした道を少し進むと血ノ池が現れます。

池の水はやはり雪解け水ですから、特に赤いわけではありません。信仰の山によくある名前です。池の向こうには剣ケ峰が見えますね。

比較してみると、たとえば立山にはスケールの大きさと厳しさがありますが、白山はやさしい感じがします。
また登りたくなる山の一つです。  

Posted by tozan at 22:13Comments(0)TrackBack(0)登山レポート