わさび平小屋まで

tozan

2009年05月08日 19:18

新穂高バスターミナルから左股の林道を歩き、今年初めてのわさび平へ。
天気はあいにくの雨。2班に分かれてわさび平小屋まで向かいました。
処々の(大人の?)事情で参加できなかったK夫妻の恨み雨だ、とぼやきながら歩くこと数分で林道ゲートに到着。毎年の今頃はまだ左股に入ってすぐの林道から残雪があるそうですが、今年は様子が違っていました。
そう、雪がまったく残っていなかったのです。

そんな状態がわさび平まで続き、わずか一ヶ所その名残を見ることができました。
わさびに入ってすぐ、小屋まであと少しの道上に小山のような雪崩れの跡がありました。

小山の高さは10mくらいでしょうか。ついでなので雪面を踏み抜かないように気をつけながら天辺へ。振り向けば雪のない林道と錫杖岳がいつもと違う高さで眺められました。


雪崩れの上部は杓子平。雪に混じって石片がいくつも転がっていました。雪崩れの威力の凄まじさ。

そんな状態でも、雪崩れの先には川に沿って夏道がもう見えていました。
この左股林道唯一の残雪を越えると、道に雪はありません。

わさび平小屋が見えてきました。

例年は雪に深く埋もれているわさび平小屋ですが、今年は写真のような状態です。
小屋の軒下で宴会をしていると、スキーをおぶった登山者が下りてきました。
本来ならスキーで登山口まで滑っていけるのに、今年は目論見通りにいかなかったようで。

とはいえ、小池新道から先はまだ冬のままです。
わさび平の小屋開けも7月10日と、まだまだ先になります。

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