続・梅雨明けはいつ?
海の日の昨日、個人的な用があったのでわさび平のわさび平小屋まで行ってきました。
高山市内の家を出たのは午前7時半頃。新穂高温泉にある登山者用無料駐車場を利用するには遅すぎる出発でした。例年、海の日には駐車場は満車で、路肩にまで車があふれているからです。
しかし着いてみると駐車場に数台の空きがあり、ちょっと拍子抜けしました。
やはり梅雨明けが遅れていることが影響しているのでしょう。
昨日は朝から晴れており、久しぶりの好コンディションでした。
5月5日に来た時は、雪崩れが林道をおおっていた場所(岩小舎沢下)もご覧の通り。
山の方は夏を迎えています。
左俣の林道を歩き、1時間後には笠新道の登山口に到着。
せっかくなので笠新道を穂高連峰の展望がよくなる1900m位まで登ってきました。
途中20分ほど登ったところで、笠ケ岳小屋泊まりの登山者数人とすれ違いました。
早い人は6時頃に小屋を出て、10時半頃には登山口まで下山する計算です。
その後も数十人の方とすれ違いました。
1800mを過ぎた辺りから展望が良くなりました。
笹と低潅木が多くなり、さすがに笠ケ岳は見えませんが、東の飛騨山脈が一望できました。
乗鞍から焼岳。
丸山から独標への斜面に西穂高岳、さらに奥穂高。別の場所では北穂から南岳までも見ることができます。
さらに登れば杓子平にたどり着き、お花畑が見られるはずですが、時間がないので戻ってきました。
ニッコウキスゲ。登山道脇の他、笹の斜面にも群生していました。
樹林帯の中でササユリが咲いていました。この辺りの斜面にひっそりと群生しているのかもしれません。
まだしばらくはカラッとした夏山にはなりそうもありません。
くれぐれも雨対策をお忘れなく。