乗鞍を知る.3

tozan

2008年07月11日 23:27


畳平のお花畑に高山植物が咲く頃です。
8月になっても雪渓が残っていることがあり、バスに乗り一気にやってきたここが標高2680mの地だと分ります。7月下旬に咲いている高山植物をいくつかご紹介しましょう。


お花畑一面に咲いているのがハクサンイチゲ(キンポウゲ科)。群生している様子は圧巻ですが、ちょっと有り難みがないような気もします(笑)。


小さな花を咲かせるミネズオウ(ツツジ科)。目を近づけてみると可憐で美しいことが分ります。隣に咲くのはコイワカガミです。


まだ蕾なのが残念ですが、アオノツガザクラ(ツツジ科)です。1センチほどの提灯みたいな花が咲きます。右下に一個だけ咲いていますね。


なかなか見られない珍しい高山植物クロユリ(ユリ科)がここには咲いています。

お花畑の中には澄んだ雪解け水が流れる小川があります。

お花畑の中にかけられた木道を歩き花を観賞しますが、多くが小さな群落を作っているので見つけるのに苦労しないでしょう。他にもミヤマキンバイなどが咲いています。
8月に入ると、ほとんどの高山植物は花期を終了してしまいます。これからが見ごろです。興味のある方はぜひお出かけください。

関連記事
新穂高ロープウェイ 登山上り特別便
「始める!スノーシュー」
ひめ竹採り
穂高岳山荘さんのブログ記事
KONGさんへ・・・アンサー!
明日は久しぶりの山登り
新穂高ロープウェイから
Share to Facebook To tweet