八ケ岳遠征その1
八ケ岳(長野県茅野市美濃戸口から入山・下山)
7月26日(土)・27日(日)
行程:
<1日目>美濃戸口〜美濃戸〜(南沢コース)〜行者小屋〜(文三郎道)〜阿弥陀岳分岐〜赤岳頂上〜赤岳頂上山荘〜赤岳天望荘〜地蔵の頭〜横岳(日ノ岳〜鉾岳〜石尊峰〜三叉峰〜無名峰〜奥の院〜台座の頭)〜硫黄岳山荘
<2日目>硫黄岳山荘〜硫黄岳〜赤岩の頭〜赤岳鉱泉〜(北沢コース)〜堰堤広場〜(林道)〜美濃戸〜美濃戸口(・・・・朴の湯で入浴し帰る)
八ケ岳は長野県と山梨県の県境に位置する山岳地帯の総称です。赤岳(2899.8m)を最高峰に、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳などが連なります。南アルプスとは小淵沢(中央高速道路が通過)を間にはさみ、独立した山岳地帯を構成しています。
火山活動により生まれた山容は、まさに険しい岩陵帯です。
1日目の核心部はやはり行者小屋から赤岳頂上への登り。行者小屋からは3つのコースがあり、今回登ったのは頂上へとまっすぐ延びる文三郎道を利用したコースです。
文三郎道の大部分に階段と鎖があることからも、いかに険しいかが分ります。
写真は階段が始まる地点です。
階段がなければとても登れる道ではないと言えます。
文三郎道の途中から振り返ると行者小屋がすでに小さくなっていました。
文三郎道の終盤、右手には霧の中から阿弥陀岳(奥)と中岳(手前)が現れてきました。
文三郎道の最後の登り。行者小屋がさらに小さく見えます。
文三郎道と中岳道の合流点。写真の手前が中岳、その奥が阿弥陀岳。
赤岳を見上げてみると・・・
登ってみると・・・
岩場をある程度経験していないと危険な登りと言えます。
赤岳頂上です!(パチパチパチ!!)
頂上からふたたび下を覗いてみましょう。
奥にあるのが赤岳頂上荘です。
ここにきて稜線部を覆っていた霧が晴れ出しました。手前の人が立っているのは頂上荘の展望台。その奥に見えるゴツゴツしたのが横岳。そして遠くのなだらかな山は硫黄岳です。
時間経過に沿って写真を並べました。いっしょに登った気分になれましたでしょうか。
午前5時半に美濃戸口を出発してから、頂上にたどり着いたのは午前11時。約5時間半で到着できました。
次は頂上山荘から赤岳を下り、赤岳天望荘へ。昼食の後、さらに横岳の岩陵尾根を経て宿泊地硫黄岳山荘へ向かいます。