雪の低山歩き

tozan

2009年01月05日 22:36

今年最初の日曜日、よく晴れたので、市内の山へと出かけました。
まずは計画を立てますが、急なので登り慣れた山にしました。
北アルプスが展望できる山を候補に、丸黒山に向かう登山道を(出発時間が遅いので)行けるところまでと決めました。装備はあらかじめ低山雪山用に整えておいたので、すぐに出発しました。
乗鞍青少年交流の家駐車場に着いたのは10時45分。事務所に顔を出して入山することを伝え、帰りに再度訪れることにしました。・・・人の入らないこの時期の山に単独で入山するのは、低山といえリスクがありますから。

行程
交流の家<11:00>〜日影峠<11:30>〜ブナの木平<11:50>〜枯松尾根<12:45>〜枯松平山<13:50〜14:15>〜時間切れにより往路を戻る〜交流の家<16:15>


日影峠から望める御嶽山。
ここから先には雪の上に踏み跡がありません。スノートレッキングの始りです。


歩き初めて程なく、ブナの木平に到着。ここからは木立の間から穂高連峰から槍ケ岳、笠ケ岳と黒部五郎岳などが展望できます。乗鞍は進行方向の山に隠れて見えません。
ちなみにこの先は丸黒山の頂上付近まで行かないと展望が開けません。途中に白山展望台がありますが。


雪山の楽しさは、雪景色が美しいこと。これは樹氷。枝葉の裏にびっしりと雪(氷)の結晶が付いています。

枯松平山のあたりは雪が深く、風が吹き上げた雪が木の幹までこびりついています。


枯松平山の頂上。ここで時間切れに。
尾根のところどころで、西から吹く冷たい風がアイスバーンを作っていました。
この状況から想像するに、丸黒山直下の登山道は凍結しているかもしれませんね。
しかし枯松平小屋までは安全にスノートレッキングが楽しめるコースです。
あえて挙げれば、急な登りは階段が雪に埋もれているので、スノーシューをはいていると踏み外しそうになり気をつけねばなりません。
ブナの木平から岩井谷乗越に下る階段は要注意(雪に埋もれて見つからないかも)。その際に斜面を下りる時、乗越への方向を誤らないように。

他にも見晴らしのよいカブト山コースもおすすめです。交流の家の事務所でコース図をいただけるので、コンパス片手にトライしてみてはいかがでしょう。

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