2009年04月12日
低山バンザイ!その6〜奥美濃・大日ヶ岳
郡上市ひるがの高原。東の鷲ヶ岳、西の大日ヶ岳にはさまれた一帯に、スキー場をはじめとしたレジャー施設があります。
高山市街からは近年の自動車専用道路の整備により約1時間で行くことが可能です。
大日ヶ岳<標高1708.9m>
登山道は3コース◎ダイナランドスキー場ゲレンデから◎桧峠から◎ひるがの高原から
今回のコース:ひるがの高原大日口〜登山口入山<8:45>〜一服平<10:00>〜尾根に乗越<10:53>〜大日ヶ岳頂上<11:30>〜下山<12:07>〜登山口<14:17>
所要時間:約5時間32分(休憩含む)
標高差:約861m(約950m〜1708.9m)
歩行距離:約14km(往復)
入山日:4月11日(土)快晴
大日ヶ岳のひるがの高原コース登山口は国道156号線を(大日岳口バス停傍のガソリンスタンド横の)わき道に入り、別荘分譲地の一番奥にあります。

到着した時にはすでに数台の車が停り、準備している間にもつぎつぎと入ってきました。
快晴の予報もあり、春山シーズンを満喫しようと集まっているようです。別ルートで頂上に来た人や下山時に合った団体も含めて少なくとも30名以上の人が大日ヶ岳登山を楽しんだと思われます。
入山からしばらくは登山道に雪がなく、北側の尾根に残雪が見られるだけでした。
鉄塔の下をくぐり、急登が始ります。

ゆっくりとしたペースで登らないと後で疲労困ぱいしそうです。
コブシに似ているタムシバの花が咲き始めていました。

今年登山道で見た初めての花です。
何度かの登り返しの後、傾斜が少し緩やかになり、尾根上にも残雪が現れるようになりました。
そして一服平の尾根上に乗越す前の短い急登は、雪解け水が流れてよく滑ります。

乗越した広く緩やかな傾斜の尾根はまだ一面の残雪でした。

広葉樹林帯を気持ち良く歩きます。
乗越す前の登山道が春の陽射しで暑かったのに対し、同じく陽射しがあってもこちらは残雪のために涼しく感じました。
野鳥の声がします。

シジュウカラの雄がいました。
ほかにも色々な野鳥の声が聞こえましたが、姿までは発見できませんでした。
広い雪の尾根をしばらく歩くと一服平(一ぷく平)の看板。

となりの幹に古い看板もあります。
ここで次の登りに備えて一服ののち、少しずつ細くなってゆく雪の尾根を登って行きます。
やがて左手に大日ヶ岳が遮られることなく見えてきます。

そして次は大日ヶ岳の尾根上に乗越します。
まっすぐ目の前に大日ヶ岳が。

展望も完全に開けてきますが、白山方面は木の枝がまだ邪魔をしています。
東側の鷲ヶ岳とその後方の御嶽。乗鞍連峰から立山・劒岳までの飛騨山脈の展望もぐるりと。
しかし撮った写真をあとから確認してみると、その素晴らしい展望がうまく伝えられていませんでした。
ぜひ実際に自身の目で見ていただきたいと感じます。
展望を楽しみながらの尾根歩き。
登り下り、また登りを繰り返す間に右手に白山も見えてきます。
ようやく目の前に大日ヶ岳の頂上が。

最後の登りは少し苦しい。
ここだけのためにピッケルを使いました。
雪の急登をストックで登る人は場所によってはバランスが悪く少し危なっかしいと感じるのですが、ほとんどの人がストックを使うようになったこの頃は低山にピッケルまで持つことはないと思うのかもしれません。

頂上には数人の登山者が。
しばらくすると人数が増え始め、下山する頃には10名以上になっていました。
ダイナランドスキー場がまだ営業していたので、ゴンドラで上がってきた人はあっけない登山だったと感じたようです。ボーダーも数人。頂上にいる間に桧峠から登ってきた人が2名でした。

サムネールをクリックで、頂上から見た南西方面の展望写真が開きます。
桧峠からの登山道最後のピーク鎌ヶ峰の尾根、中央は野伏ヶ岳から銚子ヶ峰方面へ向かう尾根、そして白い山並みは銚子ヶ峰から白山への連なりと思われます(間違ってるかもしれません・・・)。

大日ヶ岳でも雪でおおわれた頂上の展望はすばらしいものでした。
展望は積雪の残る春山登山のだいご味の一つだと実感しました。
告知です!
高山グリーンツアー・春の登山ツアーの参加者を募集しています。
◎飛騨乗鞍高原・日影峠からかぶと山<5月31日入山>
◎福地山<6月7日>
詳しくはこちらをご覧ください。登山のみのご参加の可能です。
高山市街からは近年の自動車専用道路の整備により約1時間で行くことが可能です。
大日ヶ岳<標高1708.9m>
登山道は3コース◎ダイナランドスキー場ゲレンデから◎桧峠から◎ひるがの高原から
今回のコース:ひるがの高原大日口〜登山口入山<8:45>〜一服平<10:00>〜尾根に乗越<10:53>〜大日ヶ岳頂上<11:30>〜下山<12:07>〜登山口<14:17>
所要時間:約5時間32分(休憩含む)
標高差:約861m(約950m〜1708.9m)
歩行距離:約14km(往復)
入山日:4月11日(土)快晴
大日ヶ岳のひるがの高原コース登山口は国道156号線を(大日岳口バス停傍のガソリンスタンド横の)わき道に入り、別荘分譲地の一番奥にあります。

到着した時にはすでに数台の車が停り、準備している間にもつぎつぎと入ってきました。
快晴の予報もあり、春山シーズンを満喫しようと集まっているようです。別ルートで頂上に来た人や下山時に合った団体も含めて少なくとも30名以上の人が大日ヶ岳登山を楽しんだと思われます。
入山からしばらくは登山道に雪がなく、北側の尾根に残雪が見られるだけでした。
鉄塔の下をくぐり、急登が始ります。

ゆっくりとしたペースで登らないと後で疲労困ぱいしそうです。
コブシに似ているタムシバの花が咲き始めていました。

今年登山道で見た初めての花です。
何度かの登り返しの後、傾斜が少し緩やかになり、尾根上にも残雪が現れるようになりました。
そして一服平の尾根上に乗越す前の短い急登は、雪解け水が流れてよく滑ります。

乗越した広く緩やかな傾斜の尾根はまだ一面の残雪でした。

広葉樹林帯を気持ち良く歩きます。
乗越す前の登山道が春の陽射しで暑かったのに対し、同じく陽射しがあってもこちらは残雪のために涼しく感じました。
野鳥の声がします。

シジュウカラの雄がいました。
ほかにも色々な野鳥の声が聞こえましたが、姿までは発見できませんでした。
広い雪の尾根をしばらく歩くと一服平(一ぷく平)の看板。

となりの幹に古い看板もあります。
ここで次の登りに備えて一服ののち、少しずつ細くなってゆく雪の尾根を登って行きます。
やがて左手に大日ヶ岳が遮られることなく見えてきます。

そして次は大日ヶ岳の尾根上に乗越します。
まっすぐ目の前に大日ヶ岳が。

展望も完全に開けてきますが、白山方面は木の枝がまだ邪魔をしています。
東側の鷲ヶ岳とその後方の御嶽。乗鞍連峰から立山・劒岳までの飛騨山脈の展望もぐるりと。
しかし撮った写真をあとから確認してみると、その素晴らしい展望がうまく伝えられていませんでした。
ぜひ実際に自身の目で見ていただきたいと感じます。
展望を楽しみながらの尾根歩き。
登り下り、また登りを繰り返す間に右手に白山も見えてきます。
ようやく目の前に大日ヶ岳の頂上が。

最後の登りは少し苦しい。
ここだけのためにピッケルを使いました。
雪の急登をストックで登る人は場所によってはバランスが悪く少し危なっかしいと感じるのですが、ほとんどの人がストックを使うようになったこの頃は低山にピッケルまで持つことはないと思うのかもしれません。

頂上には数人の登山者が。
しばらくすると人数が増え始め、下山する頃には10名以上になっていました。
ダイナランドスキー場がまだ営業していたので、ゴンドラで上がってきた人はあっけない登山だったと感じたようです。ボーダーも数人。頂上にいる間に桧峠から登ってきた人が2名でした。

サムネールをクリックで、頂上から見た南西方面の展望写真が開きます。
桧峠からの登山道最後のピーク鎌ヶ峰の尾根、中央は野伏ヶ岳から銚子ヶ峰方面へ向かう尾根、そして白い山並みは銚子ヶ峰から白山への連なりと思われます(間違ってるかもしれません・・・)。

大日ヶ岳でも雪でおおわれた頂上の展望はすばらしいものでした。
展望は積雪の残る春山登山のだいご味の一つだと実感しました。
告知です!
高山グリーンツアー・春の登山ツアーの参加者を募集しています。
◎飛騨乗鞍高原・日影峠からかぶと山<5月31日入山>
◎福地山<6月7日>
詳しくはこちらをご覧ください。登山のみのご参加の可能です。
Posted by tozan at 14:43│Comments(0)
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