2009年09月22日
立山別山から雄山へ
クレヨンしんちゃんの作者、臼井儀人さんが登山中に遭難され亡くなりました。
有名人でありながら、作品の影になり表に出ることを控えていたとか。
町内の草むしりに参加していたという話にも親近感を覚えました。
謙虚で温かい人柄だったという臼井さんの趣味が山を歩くことで、その好きな山歩きで亡くなられたのは本当に残念です。
実はわたしも映画版のクレヨンしんちゃんを観て感動したひとりです。
中でも一番お気に入りの話が、折りしも実写版でリメイクされて現在公開されています。
そちらは観ていないのでコメントは出来ませんが、オリジナルのアニメは大人も本当に楽しめる映画です。
慎んで臼井さんのご冥福をお祈りいたします。
さて、立山連峰の続きです。
別山からは足場の悪いガレ場を下ります。

遠くに雄山が見えています。
カールの雪渓がやけに小さいと思うのはわたしだけでしょうか。
振り返ると別山と奥大日岳を結ぶ稜線に、槍沢から霧状の雲が流れてきていました。

雲海が陽に照らされて輝いていました。
稜線を真砂岳へと登ると、雄山からたくさんの登山者がやって来るのがみえました。

それに比べ、わたしが歩いている縦走方向には登山者が数名しかいませんでした。
やはり雄山から登り始めるほうが人気があります。
特に目の前にそびえる富士ノ折立への岩場の急登にはぞっとします。
途中では何度も団体が下ってくるのを脇に譲ってやりすごしました。
本来は登り優先ですが、狭くて険しい場合は団体で脇によけることは無理ですから。
ようやく富士ノ折立に登り着き、重い足をひきずりつつ岩の稜線を進みました。
眼下には室堂と周辺の台地が一望できます。

ミクリガ池が空の青色を水面に映していました。
ちょっと空中写真みたいです。
立山の最高標高点である大汝山と休憩所。

数分で登れてしまいますが今回はパスです・・・登り疲れてしまいました。
5分ほど休憩所で休んだ後、最後の登りに向かいます。

といっても大したことはありませんが。
神社の下を巻いて雄山の境内に入ります。
すでに人込みは消えていました。

ベンチに座り、遠くに槍ケ岳を見てぼんやり。後は下って帰るだけです。
雄山のガレ場を下り、一ノ越へ。
スニーカーで登ってくる人が多いのはいつものことですが、ずるずる滑って登山道を崩すのは考えものです。事実もう登山道らしいルートは見当たりません(2年前に来た時はまだそれなりにあった気がするのですが・・・)。
そう言えば、トレランは今年も行われたのでしょうか。この斜面を走って登るのも登山道を崩す一因かもしれません。
一ノ越からは石畳の道を下るだけ。ここなら走っても大丈夫。
前方に雷鳥沢と別山乗越への斜面が見えています。

ぐるりと縦走路を見上げながら帰る道です。
人込みを避けるために選んだ逆ルートでしたが、途中で団体とすれ違うため、あまり利口な選択ではなかったと言えます。
高山グリーンツアーでは秋の登山ツアーを企画しています。
初級者向けの難易度ですから、山歩きを始めたばかりの方でも安心してご参加いただけます。
ベテランのガイドと歩くと、ペース配分や歩行技術が身に付くでしょう。
詳しくは高山グリーンツアーの案内をご覧ください。
有名人でありながら、作品の影になり表に出ることを控えていたとか。
町内の草むしりに参加していたという話にも親近感を覚えました。
謙虚で温かい人柄だったという臼井さんの趣味が山を歩くことで、その好きな山歩きで亡くなられたのは本当に残念です。
実はわたしも映画版のクレヨンしんちゃんを観て感動したひとりです。
中でも一番お気に入りの話が、折りしも実写版でリメイクされて現在公開されています。
そちらは観ていないのでコメントは出来ませんが、オリジナルのアニメは大人も本当に楽しめる映画です。
慎んで臼井さんのご冥福をお祈りいたします。
さて、立山連峰の続きです。
別山からは足場の悪いガレ場を下ります。

遠くに雄山が見えています。
カールの雪渓がやけに小さいと思うのはわたしだけでしょうか。
振り返ると別山と奥大日岳を結ぶ稜線に、槍沢から霧状の雲が流れてきていました。

雲海が陽に照らされて輝いていました。
稜線を真砂岳へと登ると、雄山からたくさんの登山者がやって来るのがみえました。

それに比べ、わたしが歩いている縦走方向には登山者が数名しかいませんでした。
やはり雄山から登り始めるほうが人気があります。
特に目の前にそびえる富士ノ折立への岩場の急登にはぞっとします。
途中では何度も団体が下ってくるのを脇に譲ってやりすごしました。
本来は登り優先ですが、狭くて険しい場合は団体で脇によけることは無理ですから。
ようやく富士ノ折立に登り着き、重い足をひきずりつつ岩の稜線を進みました。
眼下には室堂と周辺の台地が一望できます。

ミクリガ池が空の青色を水面に映していました。
ちょっと空中写真みたいです。
立山の最高標高点である大汝山と休憩所。

数分で登れてしまいますが今回はパスです・・・登り疲れてしまいました。
5分ほど休憩所で休んだ後、最後の登りに向かいます。

といっても大したことはありませんが。
神社の下を巻いて雄山の境内に入ります。
すでに人込みは消えていました。

ベンチに座り、遠くに槍ケ岳を見てぼんやり。後は下って帰るだけです。
雄山のガレ場を下り、一ノ越へ。
スニーカーで登ってくる人が多いのはいつものことですが、ずるずる滑って登山道を崩すのは考えものです。事実もう登山道らしいルートは見当たりません(2年前に来た時はまだそれなりにあった気がするのですが・・・)。
そう言えば、トレランは今年も行われたのでしょうか。この斜面を走って登るのも登山道を崩す一因かもしれません。
一ノ越からは石畳の道を下るだけ。ここなら走っても大丈夫。
前方に雷鳥沢と別山乗越への斜面が見えています。

ぐるりと縦走路を見上げながら帰る道です。
人込みを避けるために選んだ逆ルートでしたが、途中で団体とすれ違うため、あまり利口な選択ではなかったと言えます。
高山グリーンツアーでは秋の登山ツアーを企画しています。
初級者向けの難易度ですから、山歩きを始めたばかりの方でも安心してご参加いただけます。
ベテランのガイドと歩くと、ペース配分や歩行技術が身に付くでしょう。
詳しくは高山グリーンツアーの案内をご覧ください。
Posted by tozan at 19:31│Comments(0)
│登山レポート