2009年11月24日
初冬の上高地に入る
11月23日(勤労感謝の日)、閉山して間も無い上高地に行ってきました。
前日の夕方から降った雨は標高1000mを越えると雪になっていたようです。朝の国道158号線には、まだ雪が残っていました。
平湯バスターミナルに着くと、駐車場には雪ではなく氷が張り、観光客がすべって転ぶ事態に。
しだいに冬本番が近づいていると実感します。
飛騨側から上高地へ行くには、高山発松本行きの特急バスに乗り、安房トンネルを出てすぐの中ノ湯バス停で下車します。
マイカーなら平湯バスターミナルに駐車して、8:45発のバスに乗ります。帰りは中ノ湯発15:05の高山行き特急バスで平湯まで。
8:45のバスを乗り過ごすと、次は11時近くまで便はありません。だから余裕を持って(駐車場で入山準備もしないといけないので)平湯に到着しなくてはなりません。
釜トンネルの中は照明がされていました。トンネルの出口で工事をしているほか、あちこちで冬じまいの作業中。
この工事が終了すればまたトンネルの照明は暗くなるみたいです。
トンネルを抜けて林道を歩いて10分ほどで、大正池と穂高連峰が見えてきます。
林道の積雪はまだ5cm位でした。それも午後に帰る時は消えていました。
本格的に雪が積もるのは12月中旬というところでしょう。

穂高連峰の左端に独標と西穂高ピラミッドピークが見えます。丸山から独標への急斜面の雪はまだら模様でした。
大正池から見る焼岳。

赤いのはケショウヤナギ。紅葉しているようにも見えます。
これから梓川沿いのケショウヤナギが次々と赤くなっていきます。
大正池の林道下にかかる歩道が新しくなっていました。八割方の工事が終わり、12月上旬にはすべて完成します。

しっかりした欄干が取り付けられ、冬場も安心して歩けそうです。
田代湿原はまだ雪がうっすらと積もっているだけでした。
奥の湿原には昨年からロープが張られ、立入を禁止しています。

充分な積雪がある2月になっても、湿原に影響のないように歩かないといけません。
遊歩道にはこんな張り紙も。

猿を追い払ったとあるので出会うことはないだろうと思った矢先、カーブを曲がったところでいきなり2匹の猿に出くわしました。その距離1m。びっくりしました。
確かに人慣れしている猿は逃げることもなく、すれ違うわたしをじっと見ていました。
しかしその後、一度も猿には出くわしませんでした。
河童橋に到着。

ここでもあちこちで作業中。ご苦労様です。
少し足を伸ばして小梨平の梓川の土手へ。
ここでは赤いケショウヤナギと雪の穂高・明神岳を目の前に見ることができます。
そのベストポイントにはすでに先客がいて、動きそうにありませんでした。
仕方ないので少しずれた位置からカメラを構えました。

まずは明神岳をバックにしたケショウヤナギ。

次は西穂から奥穂高への白い稜線と鮮やかなケショウヤナギの赤い枝。
帰りに大正池で上高地を振り変えると、穂高の山並みには雲がかかりはじめていました。

予想に反して(天気予報は曇)快晴の上高地でした。
次は真っ白な景色を見に行きたいと思います。
高山グリーンツアー「上高地スノートレッキング」は来年2月7日(日)に催行します。
お申し込みはツアーの案内ページをご覧ください。
前日の夕方から降った雨は標高1000mを越えると雪になっていたようです。朝の国道158号線には、まだ雪が残っていました。
平湯バスターミナルに着くと、駐車場には雪ではなく氷が張り、観光客がすべって転ぶ事態に。
しだいに冬本番が近づいていると実感します。
飛騨側から上高地へ行くには、高山発松本行きの特急バスに乗り、安房トンネルを出てすぐの中ノ湯バス停で下車します。
マイカーなら平湯バスターミナルに駐車して、8:45発のバスに乗ります。帰りは中ノ湯発15:05の高山行き特急バスで平湯まで。
8:45のバスを乗り過ごすと、次は11時近くまで便はありません。だから余裕を持って(駐車場で入山準備もしないといけないので)平湯に到着しなくてはなりません。
釜トンネルの中は照明がされていました。トンネルの出口で工事をしているほか、あちこちで冬じまいの作業中。
この工事が終了すればまたトンネルの照明は暗くなるみたいです。
トンネルを抜けて林道を歩いて10分ほどで、大正池と穂高連峰が見えてきます。
林道の積雪はまだ5cm位でした。それも午後に帰る時は消えていました。
本格的に雪が積もるのは12月中旬というところでしょう。

穂高連峰の左端に独標と西穂高ピラミッドピークが見えます。丸山から独標への急斜面の雪はまだら模様でした。
大正池から見る焼岳。

赤いのはケショウヤナギ。紅葉しているようにも見えます。
これから梓川沿いのケショウヤナギが次々と赤くなっていきます。
大正池の林道下にかかる歩道が新しくなっていました。八割方の工事が終わり、12月上旬にはすべて完成します。

しっかりした欄干が取り付けられ、冬場も安心して歩けそうです。
田代湿原はまだ雪がうっすらと積もっているだけでした。
奥の湿原には昨年からロープが張られ、立入を禁止しています。

充分な積雪がある2月になっても、湿原に影響のないように歩かないといけません。
遊歩道にはこんな張り紙も。

猿を追い払ったとあるので出会うことはないだろうと思った矢先、カーブを曲がったところでいきなり2匹の猿に出くわしました。その距離1m。びっくりしました。
確かに人慣れしている猿は逃げることもなく、すれ違うわたしをじっと見ていました。
しかしその後、一度も猿には出くわしませんでした。
河童橋に到着。

ここでもあちこちで作業中。ご苦労様です。
少し足を伸ばして小梨平の梓川の土手へ。
ここでは赤いケショウヤナギと雪の穂高・明神岳を目の前に見ることができます。
そのベストポイントにはすでに先客がいて、動きそうにありませんでした。
仕方ないので少しずれた位置からカメラを構えました。

まずは明神岳をバックにしたケショウヤナギ。

次は西穂から奥穂高への白い稜線と鮮やかなケショウヤナギの赤い枝。
帰りに大正池で上高地を振り変えると、穂高の山並みには雲がかかりはじめていました。

予想に反して(天気予報は曇)快晴の上高地でした。
次は真っ白な景色を見に行きたいと思います。
高山グリーンツアー「上高地スノートレッキング」は来年2月7日(日)に催行します。
お申し込みはツアーの案内ページをご覧ください。
Posted by tozan at 22:29│Comments(0)
│登山レポート