2010年03月28日
福地山トレッキングツアー受付中
飛騨高山は3月に入り、春めいたり、また冬のようになったり気候が変化しています。
昨日の奥飛騨温泉郷では午後から吹雪となりました。
4月になると、この気候も一気に春へと向かうことでしょう。
今年度の登山・山歩きツアーのラインナップが決まりました。
催行日につきましては、夏以降がまだ決定していません。5月中にはすべての催行日を決定する予定です。
現在決定しているツアーは2つ。
◎残雪の「福地山」トレッキング 4月21日(水)入山
◎穂高連峰の稜線に立つ「西穂高丸山」 6月28日(月)入山
そこで気が早いのですが、まだ雪がたっぷりと残る福地山へ様子を見に行ってきました。
残念ながら予報通りの天候で、飛騨山脈はほとんど雲の中でした。唯一その姿を見せてくれたのは焼岳。こちらも午後には雲に隠れてしまいましたが・・・。
登山道の積雪は入山口ではさすがに少なく、上部でもスノーシューやワカンの出番はありませんでした。うっすらと積もった新雪の下は完全に締まった状態で、沈み込みもほとんどありませんでした。10日ほどすると入山口から東屋の辺りまではほとんど解けてしまう気がします。
今後は残雪がクラスト状になり足を取られ滑りやすくなるのですが、スノーシューは必要ないでしょう。むしろ足に負担がかかるので荷物を軽くする意味でも持たないほうが賢明です。
そのかわり軽アイゼンは活躍しそうです。ただし雪と枯れ葉が団子状になりアイゼンにくっつくので、道の状況を見て使うかどうかを判断することになります。着けっ放しで歩くと転倒することがありますので要注意。
現時点での東屋の上部の登山道は、まだ雪が十分残っています。

まだしばらくは本格的な春山を楽しむことができそうです。
ちなみに今回は終始雪のコンディションが良く、歩行装備を付けることはありませんでした。
無然平の直前にある分岐点は日当たりがよいので、ここだけ道の雪が消えていました。

分岐の手前と先には雪が残っています。こんな箇所がこれから増えていくでしょう。
篠原無然の小さな銅像と久しぶりの再会です。

ここから先は残雪が多くなります。
今のうちならショートカットができます。
旧登山道のある尾根の取り付きから見ると、木々の幹の周囲の雪が解けた根回りがきれいに並んでいます。

ここを右へショートカットし、尾根の左側にある新登山道に回り込みます。旧道(道とは言えない切り開き)にアプローチする踏み跡がありますが、雪のゆるむ時期にここを進むのはちょっと大変です。
新登山道はしっかりとした道ですが、急登で残雪が滑りやすいので、ゆっくりしっかり足を踏みしめて歩きました。
第三展望台の下を回り込む道だけは、終日陽が陰るので冬のようです。

ここは速やかに通過します。
西側から尾根を回り込んで東側に出ると飛騨山脈の展望が開けます。
今回は雲に隠れて残念でした。
ここから頂上へは稜線を歩き、10分もかからないうちに到着します。

焼岳はかろうじてまだ見えました。
穂高連峰や槍ケ岳、笠ケ岳の姿は雲の中。
頂上の積雪は1m弱(標識が見えているのでもっと少ないかも)。スコップで掘ると上部はクラスト状で下は凍っていました。
ツアーの時には、どのくらいの雪が残っていることか?
****************************************
高山グリーンツアー「残雪の福地山トレッキング」のお申し込みは
◎ネット予約
◎電話:0577-33-5000(代)
昨日の奥飛騨温泉郷では午後から吹雪となりました。
4月になると、この気候も一気に春へと向かうことでしょう。
今年度の登山・山歩きツアーのラインナップが決まりました。
催行日につきましては、夏以降がまだ決定していません。5月中にはすべての催行日を決定する予定です。
現在決定しているツアーは2つ。
◎残雪の「福地山」トレッキング 4月21日(水)入山
◎穂高連峰の稜線に立つ「西穂高丸山」 6月28日(月)入山
そこで気が早いのですが、まだ雪がたっぷりと残る福地山へ様子を見に行ってきました。
残念ながら予報通りの天候で、飛騨山脈はほとんど雲の中でした。唯一その姿を見せてくれたのは焼岳。こちらも午後には雲に隠れてしまいましたが・・・。
登山道の積雪は入山口ではさすがに少なく、上部でもスノーシューやワカンの出番はありませんでした。うっすらと積もった新雪の下は完全に締まった状態で、沈み込みもほとんどありませんでした。10日ほどすると入山口から東屋の辺りまではほとんど解けてしまう気がします。
今後は残雪がクラスト状になり足を取られ滑りやすくなるのですが、スノーシューは必要ないでしょう。むしろ足に負担がかかるので荷物を軽くする意味でも持たないほうが賢明です。
そのかわり軽アイゼンは活躍しそうです。ただし雪と枯れ葉が団子状になりアイゼンにくっつくので、道の状況を見て使うかどうかを判断することになります。着けっ放しで歩くと転倒することがありますので要注意。
現時点での東屋の上部の登山道は、まだ雪が十分残っています。

まだしばらくは本格的な春山を楽しむことができそうです。
ちなみに今回は終始雪のコンディションが良く、歩行装備を付けることはありませんでした。
無然平の直前にある分岐点は日当たりがよいので、ここだけ道の雪が消えていました。

分岐の手前と先には雪が残っています。こんな箇所がこれから増えていくでしょう。
篠原無然の小さな銅像と久しぶりの再会です。

ここから先は残雪が多くなります。
今のうちならショートカットができます。
旧登山道のある尾根の取り付きから見ると、木々の幹の周囲の雪が解けた根回りがきれいに並んでいます。

ここを右へショートカットし、尾根の左側にある新登山道に回り込みます。旧道(道とは言えない切り開き)にアプローチする踏み跡がありますが、雪のゆるむ時期にここを進むのはちょっと大変です。
新登山道はしっかりとした道ですが、急登で残雪が滑りやすいので、ゆっくりしっかり足を踏みしめて歩きました。
第三展望台の下を回り込む道だけは、終日陽が陰るので冬のようです。

ここは速やかに通過します。
西側から尾根を回り込んで東側に出ると飛騨山脈の展望が開けます。
今回は雲に隠れて残念でした。
ここから頂上へは稜線を歩き、10分もかからないうちに到着します。

焼岳はかろうじてまだ見えました。
穂高連峰や槍ケ岳、笠ケ岳の姿は雲の中。
頂上の積雪は1m弱(標識が見えているのでもっと少ないかも)。スコップで掘ると上部はクラスト状で下は凍っていました。
ツアーの時には、どのくらいの雪が残っていることか?
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高山グリーンツアー「残雪の福地山トレッキング」のお申し込みは
◎ネット予約
◎電話:0577-33-5000(代)
Posted by tozan at 19:18│Comments(0)
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