2008年07月14日
乗鞍岳剣ケ峰登山.2
今日は乗鞍畳平のお花畑を出て、剣ケ峰までの登山道を歩いてみます。
実は今年の乗鞍スカイライン開通の翌日(5月16日)にも剣ケ峰に登りました。まだ乗鞍は春山の状態で、乗鞍スカイラインが除雪してなければ、わたしにはとても入れるものではありません。写真はその時のもの。

今年は降雪量が多かったとのことです。雪のため登山道は存在しません。ルートは夏とほぼ一緒ですが、稜線の長野側に雪庇が張り出しているので気をつけてください。
下の写真は、昨日ほぼ同じ場所から撮ったものです。比べてみると面白いかも。
さて7月13日、夏山間近の剣ケ峰に向かう登山道には、いまだ雪が残っています。肩ノ小屋から岩場の登山道をジグザグに登り朝日岳の鞍部に乗越す前に、小さな雪渓を越えていかないと行けません。

写真右下の肩ノ小屋から登山道が伸び、頂上部右端の朝日岳下の雪渓を通っているのが分るでしょうか。

その部分を望遠でクローズアップに。登山者が登っているのが分ります。

雪渓の状態です。本当にわずかに残っているだけで、1週間もすればほとんど消えるでしょう。
朝日岳の鞍部にたどり着きました。稜線を蚕玉岳(こだまだけ)頂上わきからふたたび鞍部へと歩き、剣ケ峰へと進みます。

剣ケ峰には左側の登山道から登ります。右は下山専用です。これはハイシーズンに登山者が行列を作り、すれ違いが危険になるためなのですが、岩に描かれた黄色い矢印がちょっと見にくいかもしれません。
肩ノ小屋から剣ケ峰までゆっくり登っても約1時間で到達できます。
急がず、足場に気をつけて登ってください。
実は今年の乗鞍スカイライン開通の翌日(5月16日)にも剣ケ峰に登りました。まだ乗鞍は春山の状態で、乗鞍スカイラインが除雪してなければ、わたしにはとても入れるものではありません。写真はその時のもの。

今年は降雪量が多かったとのことです。雪のため登山道は存在しません。ルートは夏とほぼ一緒ですが、稜線の長野側に雪庇が張り出しているので気をつけてください。
下の写真は、昨日ほぼ同じ場所から撮ったものです。比べてみると面白いかも。
さて7月13日、夏山間近の剣ケ峰に向かう登山道には、いまだ雪が残っています。肩ノ小屋から岩場の登山道をジグザグに登り朝日岳の鞍部に乗越す前に、小さな雪渓を越えていかないと行けません。

写真右下の肩ノ小屋から登山道が伸び、頂上部右端の朝日岳下の雪渓を通っているのが分るでしょうか。

その部分を望遠でクローズアップに。登山者が登っているのが分ります。

雪渓の状態です。本当にわずかに残っているだけで、1週間もすればほとんど消えるでしょう。
朝日岳の鞍部にたどり着きました。稜線を蚕玉岳(こだまだけ)頂上わきからふたたび鞍部へと歩き、剣ケ峰へと進みます。

剣ケ峰には左側の登山道から登ります。右は下山専用です。これはハイシーズンに登山者が行列を作り、すれ違いが危険になるためなのですが、岩に描かれた黄色い矢印がちょっと見にくいかもしれません。
肩ノ小屋から剣ケ峰までゆっくり登っても約1時間で到達できます。
急がず、足場に気をつけて登ってください。
Posted by tozan at 23:31│Comments(2)
│登山レポート
この記事へのコメント
去年の夏に剣ヶ峰まで登ったのですが、最後の写真の所で風が
強くて又寒くて大変でした。
あともう少しというところでの試練でしたので、思い出深いです。
で、今年は何回乗鞍に登られるのですか?
今日から夏山登山本番ですから多くの人が集まり、いろんな
思い出を作っていくのだろうな~。
外国人もけっこう来ると思いますよ。
強くて又寒くて大変でした。
あともう少しというところでの試練でしたので、思い出深いです。
で、今年は何回乗鞍に登られるのですか?
今日から夏山登山本番ですから多くの人が集まり、いろんな
思い出を作っていくのだろうな~。
外国人もけっこう来ると思いますよ。
Posted by 飛騨郎 at 2008年07月15日 11:12
飛騨郎さん、こんにちは。
やはり標高3000mでは夏といえども稜線上では冷たい風が強く吹きますね。ザッグに羽織れるものを入れておいて、休んだ時に汗で身体が冷えるのを防ぐようにと教えられました。
ツアーでは乗鞍は今年は今回だけです。
個人的には、どうでしょう。他にも行きたいところがあるので。
今回の下見でも数名の外国人の登山者が見かけられました。
夏山という概念は欧米の高い山に関してはないそうですね。本場アルプスは4000m以上の山岳地帯ですから、冬山装備でなければ登れないとのことです。
やはり標高3000mでは夏といえども稜線上では冷たい風が強く吹きますね。ザッグに羽織れるものを入れておいて、休んだ時に汗で身体が冷えるのを防ぐようにと教えられました。
ツアーでは乗鞍は今年は今回だけです。
個人的には、どうでしょう。他にも行きたいところがあるので。
今回の下見でも数名の外国人の登山者が見かけられました。
夏山という概念は欧米の高い山に関してはないそうですね。本場アルプスは4000m以上の山岳地帯ですから、冬山装備でなければ登れないとのことです。
Posted by tozan at 2008年07月15日 12:15