2008年08月23日
低山バンザイ2〜福地山
飛騨地方の低山に久しぶりに登ってきました。
福地山は奥飛騨温泉郷福地温泉にあり、平成16年に登山道が作られました。
8月22日(土)
行程:入山口(旧化石館)<9:00>〜無然平<9:50>〜福地山頂上<10:40>・休憩<11:00>〜入山口<12:10>
※所要時間は個人的なものです。
新しい登山道なので「岐阜県の山」(山と渓谷社)で紹介されたなかでは整備された登山道と評価されています。しかし最近は道の表面の土が流されガレ始めています。特に雨が水流となって登山道を削り、広い範囲で溝ができていました。以前は運動靴でも登れる状態でしたが、現在はいわゆる普通の登山道に変化してきています。

福地山の魅力は、北アルプスの展望です。
メインの登山道から分岐して展望台を経由する道がありますが、元の道に合流するので道に迷うことはありません。しかし旧道にあたる谷側を歩く道は少し荒れています。途中にある東屋には熊が爪を削ったと思われる跡が多数あり、通行をお勧めできません(今年の春にこれを見た時にぞっとしてから通ることをやめました)。
旧道と合流する地点が無然平です。頭部が体にくらべ大きい、少しユーモラスな篠原無然の小さな像があります。無然は飛騨で教育に力を注いだ人物で、この地に庵を結んでいたということです。

写真は第2展望台から少し登ったところから撮りました。ちょうど雲が少し切れるタイミングでラッキーでした。・・・第2展望台は見晴らしが良いとは言えません。
しばらく登ると分岐があり、左の道は第3展望台を経由します。こちらの展望台はなかなか良い見晴らしです。西側にある直前の山(斜面が崖になっていて面白い形状です)も見ることができます。今回は北アルプスに雲がかかり、展望がよくなかったので寄りませんでした。

頂上です。かなり雑草が生い茂っていました。展望が楽しみな山ですが、北アルプスは雲の中。奥穂高や槍ケ岳の頭がちょっと見えます。
運が良ければ、南に乗鞍、近くに焼岳、そこから続く穂高連峰から槍ケ岳が見渡せます。左には目前の山から笠ケ岳が顔をのぞかせています。今年の春に撮った頂上からの展望(右から焼岳〜中尾峠〜穂高連峰〜南岳〜中岳〜槍ケ岳)をアップしておきます。

笠ケ岳もこんなふうに見えています。

福地山は奥飛騨温泉郷福地温泉にあり、平成16年に登山道が作られました。
8月22日(土)
行程:入山口(旧化石館)<9:00>〜無然平<9:50>〜福地山頂上<10:40>・休憩<11:00>〜入山口<12:10>
※所要時間は個人的なものです。
新しい登山道なので「岐阜県の山」(山と渓谷社)で紹介されたなかでは整備された登山道と評価されています。しかし最近は道の表面の土が流されガレ始めています。特に雨が水流となって登山道を削り、広い範囲で溝ができていました。以前は運動靴でも登れる状態でしたが、現在はいわゆる普通の登山道に変化してきています。

福地山の魅力は、北アルプスの展望です。
メインの登山道から分岐して展望台を経由する道がありますが、元の道に合流するので道に迷うことはありません。しかし旧道にあたる谷側を歩く道は少し荒れています。途中にある東屋には熊が爪を削ったと思われる跡が多数あり、通行をお勧めできません(今年の春にこれを見た時にぞっとしてから通ることをやめました)。
旧道と合流する地点が無然平です。頭部が体にくらべ大きい、少しユーモラスな篠原無然の小さな像があります。無然は飛騨で教育に力を注いだ人物で、この地に庵を結んでいたということです。

写真は第2展望台から少し登ったところから撮りました。ちょうど雲が少し切れるタイミングでラッキーでした。・・・第2展望台は見晴らしが良いとは言えません。
しばらく登ると分岐があり、左の道は第3展望台を経由します。こちらの展望台はなかなか良い見晴らしです。西側にある直前の山(斜面が崖になっていて面白い形状です)も見ることができます。今回は北アルプスに雲がかかり、展望がよくなかったので寄りませんでした。

頂上です。かなり雑草が生い茂っていました。展望が楽しみな山ですが、北アルプスは雲の中。奥穂高や槍ケ岳の頭がちょっと見えます。
運が良ければ、南に乗鞍、近くに焼岳、そこから続く穂高連峰から槍ケ岳が見渡せます。左には目前の山から笠ケ岳が顔をのぞかせています。今年の春に撮った頂上からの展望(右から焼岳〜中尾峠〜穂高連峰〜南岳〜中岳〜槍ケ岳)をアップしておきます。
笠ケ岳もこんなふうに見えています。

Posted by tozan at 20:02│Comments(0)
│登山レポート