2008年11月17日
上高地が15日に閉山〜気が早い冬のトレッキング
11月15日、上高地が閉山しました。
飛騨および信州からのシャトルバスやタクシーの運行は来年4月下旬までありません。
しか〜し、これを待っていた人も意外と多いはず。
雪が降る前の上高地、積もりはじめの上高地、雪におおわれた上高地。
上高地が本来の山岳地帯に戻る時期にこそ出かけてみたいと思うのです。
釜トンネルが新しくなってから、冬の入山者も増えてきました。
昔々は大正池まで林道を通らないで、梓川沿いに焼岳側の岸を歩いていたそうです。
・・・この頃の冬の上高地は北アルプスへの入山口としての存在でした・・・
時代も変わり、今では上高地はスノートレッキングの盛んな場所のひとつに。
まずはアクセス。
国道158号線沿いにある釜トンネル入口まで。高山〜松本間の路線バスを利用します。
自家用車の場合は、飛騨側は平湯バスターミナルで、信州側は沢渡のバス乗り場で乗り換えます。
路線バスの本数は少ないです。
1本乗り遅れると大変なことに。事前に確認しておきましょう。
入山準備を整えて、釜トンネルをひたすら歩きます。
寒さと上り傾斜に息があがる人もいます。ゆるい上りですから、準備運動のつもりで歩きましょう。
トンネルを抜けたら一休み。ここからスノートレッキングの始りです。

焼岳が左前方に見えています。
林道は工事車両のために除雪されていることが多いので、まだスノーシューの出番ではありません。
林道を上り下りしながら歩く際には、山側の雪に注意。雪崩れてくることがあるからです。
やがてカーブした林道を曲がると、穂高連峰が目の前に見えてきます(雪が降っていなければですが)。

うっすらと凍った大正池も見えてきます。

林道の先には大正池ホテル。ここでトイレ休憩。
ようやくここでスノーシューを履いて遊歩道へ下りていきます。

大正池の様子も、夏とはずいぶん違います。

朝の陽射しに樹氷がきらきらと光っていたり、河原に積もった雪の上を歩いてみたり。
雪って楽しい!って思うんですよね、こんな時。
2月になれば、雪の量も十分なので、遊歩道のコースをはずれても大丈夫です。
ただし、足下には十分気をつけて。
わたしのおすすめは田代池。
田代湿原に入り、雪の無い時期には見ることのできない田代池を見に行きます。

池の向こうには穂高連峰がそびえています。
池の水面にその姿が映っています。本当に神秘的で美しい。
田代池を後にして、11時半までには河童橋に到着するよう心がけます。
なぜなら昼休みを少し長めに取って、帰りの路線バスに間に合うためには、ある程度の余裕が必要だからです。・・・帰りのバスの時刻表を確認しておきましょう。

田代橋から穂高を眺めながら河童橋へ。
向かって右の岸には猿の群れがたむろしていることがあるので気をつけます。
逃げたり、恐がったりしないこと。一番強そうなオスザルをにらみながら(つまり隙を見せないで)堂々と前へ。
ただし脅したりするとかえって逆効果。
目の前で食事をするなんてもっての他。
冬の上高地は彼らの方が家主です。

冬季閉鎖中の建物の軒下で昼食。しかし屋根からの落雪には気をつけます。
できれば携帯コンロを持参して温かい飲みものを楽しみたいものです。
少なくとも30分はゆっくりし、人で混雑していない河童橋から、穂高や焼を眺めるのはいい気分です。
帰りは路線バスに間に合うように時間を稼ぐため、林道を使って戻ります。
吹雪いたりして天候の悪い日は無理をしないで引き返しましょう。
そんな日は、期待していた北アルプス展望もかなわない日なのですから。
飛騨および信州からのシャトルバスやタクシーの運行は来年4月下旬までありません。
しか〜し、これを待っていた人も意外と多いはず。
雪が降る前の上高地、積もりはじめの上高地、雪におおわれた上高地。
上高地が本来の山岳地帯に戻る時期にこそ出かけてみたいと思うのです。
釜トンネルが新しくなってから、冬の入山者も増えてきました。
昔々は大正池まで林道を通らないで、梓川沿いに焼岳側の岸を歩いていたそうです。
・・・この頃の冬の上高地は北アルプスへの入山口としての存在でした・・・
時代も変わり、今では上高地はスノートレッキングの盛んな場所のひとつに。
まずはアクセス。
国道158号線沿いにある釜トンネル入口まで。高山〜松本間の路線バスを利用します。
自家用車の場合は、飛騨側は平湯バスターミナルで、信州側は沢渡のバス乗り場で乗り換えます。
路線バスの本数は少ないです。
1本乗り遅れると大変なことに。事前に確認しておきましょう。
入山準備を整えて、釜トンネルをひたすら歩きます。
寒さと上り傾斜に息があがる人もいます。ゆるい上りですから、準備運動のつもりで歩きましょう。
トンネルを抜けたら一休み。ここからスノートレッキングの始りです。

焼岳が左前方に見えています。
林道は工事車両のために除雪されていることが多いので、まだスノーシューの出番ではありません。
林道を上り下りしながら歩く際には、山側の雪に注意。雪崩れてくることがあるからです。
やがてカーブした林道を曲がると、穂高連峰が目の前に見えてきます(雪が降っていなければですが)。

うっすらと凍った大正池も見えてきます。

林道の先には大正池ホテル。ここでトイレ休憩。
ようやくここでスノーシューを履いて遊歩道へ下りていきます。

大正池の様子も、夏とはずいぶん違います。

朝の陽射しに樹氷がきらきらと光っていたり、河原に積もった雪の上を歩いてみたり。
雪って楽しい!って思うんですよね、こんな時。
2月になれば、雪の量も十分なので、遊歩道のコースをはずれても大丈夫です。
ただし、足下には十分気をつけて。
わたしのおすすめは田代池。
田代湿原に入り、雪の無い時期には見ることのできない田代池を見に行きます。

池の向こうには穂高連峰がそびえています。
池の水面にその姿が映っています。本当に神秘的で美しい。
田代池を後にして、11時半までには河童橋に到着するよう心がけます。
なぜなら昼休みを少し長めに取って、帰りの路線バスに間に合うためには、ある程度の余裕が必要だからです。・・・帰りのバスの時刻表を確認しておきましょう。

田代橋から穂高を眺めながら河童橋へ。
向かって右の岸には猿の群れがたむろしていることがあるので気をつけます。
逃げたり、恐がったりしないこと。一番強そうなオスザルをにらみながら(つまり隙を見せないで)堂々と前へ。
ただし脅したりするとかえって逆効果。
目の前で食事をするなんてもっての他。
冬の上高地は彼らの方が家主です。

冬季閉鎖中の建物の軒下で昼食。しかし屋根からの落雪には気をつけます。
できれば携帯コンロを持参して温かい飲みものを楽しみたいものです。
少なくとも30分はゆっくりし、人で混雑していない河童橋から、穂高や焼を眺めるのはいい気分です。
帰りは路線バスに間に合うように時間を稼ぐため、林道を使って戻ります。
吹雪いたりして天候の悪い日は無理をしないで引き返しましょう。
そんな日は、期待していた北アルプス展望もかなわない日なのですから。
Posted by tozan at 20:03│Comments(0)
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